テーマ:今日のおやつ♪(25969)
カテゴリ:食べ物
好き嫌いがほとんどない私だが、中には食べられないものがある。
その一つは 「はちみつ」。 幼い頃に、病院に入院していた祖母が、私がお見舞いに行く度に「はちみつ」を入れた野菜、果物ジュースを作ってくれた。 はじめは喜んで飲んでいた私も、はちみつ入りのジュースが続く度に飲むことが苦痛になり、終いには「はちみつ」が大嫌いになってしまった。 イタリアでははちみつは喉に良いと言われ、我が家の子供達が「コンコン」咳をさせていると、即座に義母から「はちみつをなめさせるように」と言われる。 はちみつが嫌いな私は、おいしそうにはちみつをなめるダーリンと子供達を見ては恐怖におののいているのだが、体に良いのなら仕方がない。黙ってみていようと言う気分でいる。 ところで、私と子供達二人はようやくインフルエンザから回復し、後は風邪の症状を残すのみとなっているが、私達の代わりに義母と義妹、そしてダーリンが再びインフルエンザにかかってしまった。 ダーリンに関しては、回復したかーと思った矢先にまた熱が復活したので、本人の気分も下がり気味で元気がない。 私の友人の話しでは、今の時期、多くのイタリア人が落ち込み気味なようだ。 今は丁度春への季節の変わり目で、気分が下に向きがちなのかも知れない。 日本では明るいイメージが強いイタリア人ですが、悩んで落ち込んでいる人もいるんですよ。 さて、病気の時はいろいろと助けが必要なもの。 先週私達がインフルエンザだったときには、義両親が買い物に行ってくれたり、下の子を預かってくれたり助けてくれた。 買い物袋の中に、頼んでいなかったヨーグルトを山盛り見つけたときには、実家の母を思い出したものだ。 私が病気の時、母もよくヨーグルトを買って来てくれたっけ。 隣に住む義妹も「よかったら食べてね。早くよくなりますように。」と得意のケーキを差し入れしてくれたり、病気の時ほど家族の暖かい心遣いを感じたことはなかった。 だから、私も義母や義妹に何かしてあげたいと思って、考えた。 何がいいだろう。 やっぱり食事に困っているんじゃないだろうか。 でも、彼らの食べたいと思うものは日本人の私とは違うかも知れないし、、、。 それで結局、日本の懐かしい味「カステラ」を作った。 イタリア人の彼らが体に良いと言うはちみつを入れて、「はちみつケーキだよ。元気になってね。」と言って義妹のところに持って行ったところ、「はちみつ入り!うれしいわ!全部食べるわね!」と喜んでもらえた。 (こちらは自宅用のカステラ。実は容器は納豆入れ。差し入れ用にはケーキの型で作りました。) ああ~よかった。 人に喜んでもらえるってとても嬉しい。 みんながみーんな元気になりますように。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 追記)前回の日記に抗生物質についての疑問を書いたところ、コメントを頂いたり、医療関係の仕事をしている友人から情報をもらったり、いろいろと為になる話を聞くことができました。なんにせよ、子ども達には、これから抗生物質を使わないで済むような健康な体を作ってあげたいと思います。私達が子供だった頃は、今のように抗生物質を手軽に与えられる環境になかった、と友人の言葉にありましたが、あの頃のように子供の治癒力を信じて、なるべく薬を使わずに治してあげられたらと思います。私はついつい早く治すことに重きを置いてしまっていました。大切なのは強い薬を使うことによって、幼い子供にどういう影響があるかですよね。母、また今回のことで一つ学びました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/06 11:29:08 PM
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