カテゴリ:行事
(歩け歩けコース途中、ヴィチェンツア・シニョーリ広場) 3月20日(日)はStravicenzaの日だった。 Stravicenzaとは、市で開催されるマラソン、歩け歩け大会のこと。 冬の間、車での移動ばかりで、足を使うことが少ない今日この頃。 10キロのマラソンに参加をするのは無理そうだが、2キロの歩け歩け大会なら、家族で参加ができそうだね、と夫とStravicenzaの広告を見てから話をしていた。 「歩け歩け大会」と言えば、中学3年生の夏に、友達と一緒に一晩中歩く大会に参加をした思い出が記憶に残っている。 「夜のピクニック」と言う恩田陸作の小説がある。 高校の伝統行事で24時間かけて80キロを歩くストーリー。 私の場合は、確か夜出発をして朝方帰ってきた。 友達と一緒にぺちゃくちゃお喋りをしながら歩くのは本当に楽しかったな。 さて、何も予定がない週末は、いつも当日の朝に「今日の体調はどうかな?」「何かイベントやっているかな?どこか行こうか??」と決めるのがフツウの私達。 実は前日の夜、お友達のお誕生日会に招待され帰宅したのは0時過ぎだったので、翌日2キロを歩くのは子供達にとってもキツイだろうと思っていたら、子供達は普段通り7時過ぎに起きて元気いっぱい! 空を見れば青空が広がりほんとうによい天気。 こんな日に散歩をするのはさぞかし気持ちがいいだろうな~と歩け歩け大会への参加を即座に決定した私達である。 ところが、なんだかんだともたもたとしていたら、あっと言う間にスタート10時間際になってしまい、慌ててバスに乗って現地に到着してみれば、丁度マラソン部門の優勝者がゴールのテープを切ったところだった! (必死にはしるランナーを見ていたら、意欲が沸いて来るのを感じました。前に進もう!) 歩け歩けの参加者達もとっくに出発をした後だったので、それからは、後から後からゴールに飛び込んで来るランナーを感嘆の目で眺めながら、のんびりと散歩をした。 長女のまーやは、汗を垂らしながら必死に走るランナーを見て「私も走りたい!」と熱望。 小学生のマラソン部門もあるようなので、来年はそれに参加をしてみるのもいいかも知れないなあ。 私も中学生の時にマラソンが好きだった時期があったっけ。 頭の中を空っぽにして、景色をびゅんびゅん(とはいかなかったけれど)抜かしながら走るこの競技が好きだった。 この日はヴィチェンツアチェントロにも人がいっぱい。 今週末には夏時間に変わり、ますます日が長くなるだろう。 散歩を楽しめる季節がやってきた! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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