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さて、犯人は誰?
The reporter who had been investigating the political scandal was found dead near the lake last night. According to the police, she was killed by a heavy stone. The police also said they found a carpenter, a lawyer, and a stockbroker near the lake on the night she was killed.
答:犯人は石
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学校英文法で常識とされてきたものが、実は間違っていたら?
「教科書に載っていることは常に疑いなさい」
2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏の言葉です。
私も常々、学校英文法を100%信じるな!と叫んでおります。
何故ならば、海外の英文法書はどんどん進化しているのに、日本の学校英文法は40年以上も内容がほとんど変わっていないからです。
定説を覆すような行為は嫌われるし、クレームもつきやすいと思いますが、今回も勇気を持って学校英文法の誤解、間違いを指摘します。
今回は「物質名詞」の ”真”常識です。
正しい単語はどっち?
1) We bought some (bread/breads) and (cheese/cheeses).
2) We ate a lot of (meat/meats) tonight.
答:全て正しい
今回は最近質問をいただい名詞に関する真常識を紹介します。
受験英語では「水」「パン」「肉」のような物質名詞(mass noun)を数えられないと教える傾向があります。
だから、問題文の breads, meats, cheeses を間違いだと思う人もいるかと思いますが、それは学校英語の思い込みの1つです。
真常識_其の1でも言及しましたが、大半の名詞は「数えられる名詞」にもなれば「数えられない名詞」にもなります。
つまり、物質名詞だから数えられない、普通名詞だから数えられる、という捉え方は実は適切ではないのです。
真常識_其の1は → こちら
名詞が「数えられる」か「数えられない」かという判断基準は至ってシンプル。
「頭の中で名詞を具体的な形やイメージに描くことができれば、数えられる名詞。描くことができなければ数えられない名詞」
これだけです。
つまり、登場する名詞が頭の中でどんなイメージになるのか、それだけです。
つまり、パンや肉が「数えられる」のか「数えられない」のかという判断は、話し手が頭の中でどんな風にそれぞれをイメージをしているかで決まるのです。
それぞれをイメージしてみましょう。
I bought some bread and cheese.
パンとチーズは塊のイメージ
名詞の英語脳ができていないと、パンにも具体的な形があるように思えるかもしれませんが、パンは粘土と同じイメージです。パンは粘土のようにどんな形にもすることができます。つまり、もともと具体的な決まった形が無いのです。だから頭の中で具体的な形が描けない。これが一般的なパンのイメージです。
I bought some breads and cheeses.
色々な種類のパンやチーズのイメージ
話し手の頭の中では具体的な種類がイメージされています。
例えば、夕食会のために、パン屋さんで色々な種類のパンを買っている場面を想像してください。ここでは漠然とパンをイメージするのではなく、個々の種類をイメージしているので具体的な形がイメージされ複数形となるのです。
We ate a lot of meat tonight.
肉の塊のイメージ。
肉も同じ理屈です。肉の塊を夕食時にたくさん食べた。ここでは具体的な形がイメージできませんね。
We ate a lot of meats tonight.
たくさんの種類の肉のイメージ
夕食時にたくさんの種類の肉を食べたイメージです。鳥肉、豚肉、牛肉、ラム肉など、具体的な種類がイメージされ複数形となるのです。
この他にも、イメージは違いますが、みなさんも良く知っている物質名詞があります。
コーヒーやジュースです。
I had too much coffee this morning.
(今朝コーヒーを飲みすぎた)
液体のコーヒーには具体的な形は存在しませんね。
I had a coffee this morning.
(今朝コーヒーを一杯飲んだ)
これはコーヒーカップが具体的にイメージされ a となるのです。
厳密には a cup of coffee のことです。
大事なことは取り上げられる名詞が話し手の頭の中でどうイメージされているかで「数えられる」「数えられない」が決まるのです。
物質名詞だから「数えられない」とか、普通名詞だから「数えられる」という、受験英語的な考え方はあくまでも受験までです。
実践英語では話し手が描いた名詞に具体的イメージがあれば「数えられる」なければ「数えられない」というシンプルな判断です!
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* 名詞に関しては「ザ・英文法」書籍版 上巻Unit2、PDF版Unit2 にてイラスト付きで解説してあります。
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