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前回の釣行でもそうだったし、過去のワタクシのキス釣りで、「急斜面」なる地形はキス釣りにおけるかなり重要なキーワードと言っても過言ではありません。この画像の対岸に見えるような小高い山の下の海岸線は、このような「急斜面」になっているところがほとんどで、足元は荒磯であっても、沖1色以遠はかなり高い確率で砂地です。磯に立ってみて、海底が白っぽく透けて見えるような地点もまあいいけど、それより砂地かどうか投げてみないとわからないような色の海の方が、当然のことながら落ち込みが深く、こういうところで砂底にあたれば、そこはもうパラダイス。因果関係があるかどうかはわかりませんが、手前にホンダワラなどの立ち藻が群生しているところなどは、高確率で大型の付き場となっています(取り込みにテクニックが要りますけど)。 この日は、そういう過去の経験を踏まえて、「急斜面」探しに行ってきた。干潮時しかアクセスできないので難所に属すると思いますが、うまく歩けば濡れないで釣行可能。砂浜脇に形成された磯の先端を目指します。 途中、いかにも砂地とわかるキスの確実にいそうな地点は何箇所もあって、なにも先端まで行かなくったって途中で十分勝負になりそうだ。ためしに第一投してみると、さすが朝一の食いは裏切りませんでした。冒頭画像のナイスサイズ。2~3投して連もあり、素バリなし。普通に釣れることを確認して、さらに先を目指す。 たどり着いた地点は、まさにどす黒い海の色をした水深のありそうなところ。手前に藻が立っているし、期待できそう。3色沖に仕掛けを投入しカウント12で着底。経験上こういうところはポイントが1色だ。根気よくぎりぎり手前まで引いてみると、沖ではうんともすんとも言わなかったのに、手前1色に入るとあり得ないほどの魚信が。もう引けないので、キスバナナを覚悟で仕掛けを止め気味にして微速でさびくと20cm超えのキスが3連で上がってきた。 それからは測ったように1色で2連、3連の連続だ。サイズも文句なし。 25cmクラスもご覧の通り連でくる。やった~!!ここはパラダイス♪ 残念なことに、潮が満ちてきた。仕事が休みならじっくりと腰をすえて獲り切ってしまいたいところだが、初めての場所なので勝手がわからない。魚もあまり持ち帰れない状況にあるため、この日は釣れ盛っているけど、午前9時に引き上げ開始。あっという間の出来事でした。引き返しながら、ルートを検索。小さな山道がついているっぽいので、今度来た時試してみよう。 感覚的には時速20~25匹といったところ。20cm以上を中心に持ち帰ることに。 各所でキスはピークといった感触です。食い方も「飲み込みモード」に突入しており、特にテクニックも要らない楽な釣りが展開できる季節になってまいりました。大型の掛け損ねもゼロ。確実に喉の深いところにフッキングする個体が目立ちます。よって、こういう季節だからこその大バリはおすすめです。小さい魚が飲み込めないサイズのハリを使えば、リリースも意味をなす。効率的に良型だけを獲って帰ることができます。 [本日のデータ] ロッド:シーバスロッドMHクラス レングス3m リール:4000番クラス小型スピニング ライン:PE06号(リーダー:PE1号+PE2号) シンカー:キャストシンカー27号 テンビン:直線型テンビン ハリ:チンタメバル8号3本/グレ専用7号3本 ハリス:ホンテロン1号5cm モトス:カーボン2号(間隔30cm) 次回はいつ来ることができるかわからないが、必ず… "I'll be back!!" お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.01 11:35:08
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