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カテゴリ:顕正会
【安詳として御遷化】
この宿で日目上人は数日間、お休みになられた。しかし、再び立つこと能わず。 ここにおいて日目上人は、お供の日尊に「この申状を京都の天子に奏上するように」と命じ給うた。 そして二人のお弟子が守護し奉る中、最後の勤行を勤められ、安詳として御遷化あそばされたのであります。 まるで、見ていたかのような話しぶり。 雪深い冬の時期に天奏に行く。年齢を考えたら無謀でしょ。 まして、法主の身でありながらなのだから、無責任すぎる。 法主の座を分け渡したのであれば、隠尊になるが、それでも面倒を見る回りに迷惑をかけるのだから、我が儘な爺さんとなろう。 だから旅先で臨終を迎える羽目になったんだね。 本来なら本門戒壇の大御本尊に別れを告げられる場所にいなければならないのにね。 だから成仏できないでさまよっているから、広宣流布の暁に法主として再誕すると言う伝承が出来たんだろう。 【何という大忠誠】 このとき御所持の申状の末文には「日目、先師の地望を遂げんがために、後日の天奏に達せしむ」と。 「先師の地望」とは、大聖人様が深く胸に懐き給うた、国立戒壇を建立して日本を安泰ならしむるの大願であられる。この大願を「後日の天奏に達せしむ」と。 この一文に、日目上人の御精神のすべてが凝集されている。 まさに日目上人は、自ら身命を抛って、日蓮大聖人の御意を天子の耳に入らしめ給うたのであります。 何という大忠誠であられるか。 なんで国立戒壇て無理矢理こじつけるのかね。 単純に、正法に帰依しなさい。て言ってるだけ。 それを国立戒壇てさぁ!戒壇云々など一言も書かれてないでしょ。 広宣流布てことも書かれてない。 国家安泰のために正法である法華経に帰依しなさい。てだけだよ。 ここでも戒壇という入れ物が日本を安泰にすると言ってるが、本尊が大事であり、入れ物などどうでもいいものである。 これだから、仏教、仏法無知な人は、入れ物に固執して拘るんだな。 そもそも拘りとは、執着であり仏法をしているのなら捨て去るべき事である。 こんな執着だらけで成仏などできないのである。 これで、成仏できるのであれば、念仏を唱えても、極楽往生しないで即身成仏できてしまうようなもになってしまう。 それほど、馬鹿げたことをいってるのが、淺井昭衛なのである。 【後醍醐天皇ついに用いず】 しかし後醍醐天皇は真言宗の執着が強く、日目上人の命かけての諌暁をついに用いなかった。 果して、その後の日本は、どうなったか――。 建武の中興はわずか三年で崩れ去り、それより日本は長く長く自界叛逆・他国侵逼に苦しんだのです。 いいですか。まず朝廷が分裂して南北朝時代が始まり、応仁の大乱を機に、血で血を洗う戦国時代が続き、幕末にいたった。これまでの五百数十年はまさに国内の動乱、自界叛逆であった。 そして明治以降は日清・日露・日中・日米という他国との戦争に苦しみ抜いた。 命がけていい方はいいけど、いかにも凄いて思わせたいんだね。 ただ、後先考えない無謀な人だったてことでしょ。 「自界叛逆・他国侵逼に苦しんだのです。」てあるけど、五百数十年が自界叛逆であるのなら、その後は他国侵逼となる。 「明治以降は日清・日露・日中・日米という他国との戦争に苦しみ抜いた。」と続くのだから、他国侵逼は起きたと言うことでしょ。 それをいまさら、中国が云々で他国侵逼がておかしいでしょ。 自界叛逆と他国侵逼は起きた。 三災七難は繰り返し起きている。 でも、広宣流布は一度も達成されていない。 おかしいではないか。 もうすこし、現実を見て考えよう。 淺井昭衛が言ってるからと考えるのを否定する行為は、動物並みでしかない。 人の皮を被った畜生というのが顕正会員なのか? 【いま日本国亡国の淵に】 そして今、ついに「前代未聞の大闘諍」「他国来難」が迫り来たって、日本はまさに亡国の淵に立っているのであります。 このとき、大聖人様に召し出だされた仏弟子の大集団・顕正会こそ、日目上人の大忠誠を鑑として、敢然と広宣流布に立たなければいけない。 就中、日目上人の尊き足跡が刻まれた近畿こそ、その先陣に立ってほしい。こう私は強く念願しておりますが、みなさん、どうです。(大拍手) 他国侵逼を強調するけど、自界叛逆はどうなったの? 明治以前でお終いてことはないでしょ。 それなら、先の大戦は前代未聞の大闘諍であり他国侵逼である。 【日蓮大聖人の仏法は人と国を根底から救う】 さて、日目上人の申状の中には、こういう御文がある。 「法華本門の正法を立てらるれば、人も栄え、国も栄えん」と。 「法華本門の正法」とは三大秘法のことです。この三大秘法を立てれば、人も栄え、国も栄える――と仰せられている。 まさに日蓮大聖人の仏法は、人を、国を、根底からお救い下さる大法なのであります。 法華本門の正法て法華経でしょ。 三大秘法なら、この三大秘法をて言わないとね。 でも文底に云々て書いてないことを釈尊が言われたて脳内変換した秘法らしいけど、お釈迦さんの迷惑だろう。 さて三大秘法を立てれば人も国も栄えると言っているのか。 ただの妄言だろう。 実際栄えたためしがない。 釈尊誕生以前の時代に栄えた文明があるか。 歴史に名が残るほどの文明はあるが皆、消えて亡くなってる。 例えば、久遠元初には三大秘法がこんこんと存在していたんだろう。 なのに、いつのまにか消えてしまった。 だから釈尊が誕生した。 でも、熟脱の仏だからと言うが、それなら、それ以前の下種の時代には、三大秘法を広めていた仏が居るはずだろう。 でも、栄えた国はない。歴史には出てこない。 だって、最初から広宣流布していたわけだろう。 誕生してきた命に対して下種折伏を仏がしていたのだから。 でも、釈尊以前に下種をしたのは誰なんだろうね? そもそも三大秘法で釈尊さえ成仏したとか言ってるのだから、それ以前にも存在している。 だけど消えてしまった。 教えが廃れた。 その程度の教えが、三大秘法て事になるだろう。 にほんブログ村 「自灯明・法灯明」 「願わくはこの功徳を以って普く一切に及ぼし、 我らと衆生とともに仏道を成ぜんことを」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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