いちげき(松本次郎)
松本次郎先生作の、ちょっと毛色の異なる幕末物の漫画です。幕末物で有名な漫画としては、小山ゆう先生の「おーい竜馬」がありますがわたしは「おーい竜馬」を読んで、坂本龍馬という人物を知り、そこから幕末モノにハマっていきました。高校の時に世界史を選択したこともあり幕末辺りの歴史は殆ど知らなかったので「大政奉還」とか「明治維新」とかの単語は聞いたことはあったものの、どのように事が進んでいったのかは知りませんでした。「おーい竜馬」がきっかけとなって、先が知りたくて、続巻の発行が待ちきれずに司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」を読み、そこから、司馬遼太郎先生の幕末の時代小説を片っ端から読みました。新撰組の活躍を描いた「新撰組血風録」新撰組副長の土方歳三を描いた「燃えよ剣」日本の近代陸軍の基礎を築いた大村益次郎を描いた「花神」などなど有名どころの幕末の志士物は読み漁りましたが、歴史に名を残していない人達の物語はあまり読んだことがありませんでした。新撰組や幕末の志士が一般人からはどう見られていたのか、世の中の変わりようにどのように関わっていたのか、なかなか面白いです。万人受けする感じではありませんが、ハマる人はハマると思います。おすすめです。いちげき (1)【電子書籍】[ 松本次郎 ]いちげき (2)【電子書籍】[ 松本次郎 ]いちげき (3)【電子書籍】[ 松本次郎 ]いちげき (4)【電子書籍】[ 松本次郎 ]