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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8524)
カテゴリ:詩作
その星はひとつしかないのに かみさまがたくさん住んでいる かみさまは土地がすきで ひとびとにとりあいをさせている かみさまはひとごろしがすきで ひとをころす道具をつくらせている その星はひとつしかないのに かみさまがたくさんいる かみさまはひとりじめがすきで たべるものをたくさんすてさせる かみさまはおもいやりがなくって とおくのたべものがないひとが死ぬ その星のかみさまたちはお金がすきで みんな病気になってもきにしていない その星のかみさまはそんなふう 信じているひとたちを動かしている 松尾 多聞 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 私達は戦争に反対する地球人です! 私達はここに反戦の詩を綴ります。それは人として人類が持っているあたりまえの感性であるからです。生と死に、高低があってはならないのです。そして、犠牲は自らを必ず貶めて行くことを知らねばなりません。 私達はうたい、訴えます。あたりまえのことが、たくさんの人に届くように。涙を詩に変えてうたいつづけます。それが地球に轟くまで・・・・・・ 下のバナーをクリックしてたくさんの詩人たちの「反戦の叫び」に耳を傾けてください。お願いします。↓クリック _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 私の随筆 「鬼 面」 昭和20年8月15日太平洋戦争は、日本が連合国に無条件降伏をして終了しました。第一次世界大戦と第二次大戦を含めての日本側犠牲者は軍人民間人を合わせて300万人にのぼります。 しかし、この間に日本軍の侵略により犠牲となった東南アジアの人々は、なんと、2000万人を越え、中でも中国では1000万の犠牲を強いられたのです。 歴史上このような短期間に大量の殺戮を犯した民族はありません。そうして、このような動かしがたい事実を自国民に対して隠し続けている国家はありません。 なんとも情けなく被害を被った近隣の国々が怒りとともに抗議するのは当然の結果といわざるを得ません。 これは、南方資源と領土を追って人間の根本にある欲と修羅が組織的に引き出されてしまった現実だったのです。愚かな指導者と保身に彩られた国家体制が犯した犯罪です。 現在、原子力衛星は武器を携えて成層圏を飛翔し、国家はテロリストを養い、人類を破滅させうる爆弾が照準を各国に合わせています。 戦勝国と言われる米、露、仏、中、等は兵器の製造をやめることなく今でも輸出の中核をなしています。特に米では軍需産業が製造業に関わるものが30%に達し、まさに主要な産業になっています。 人間は武器を持つと使いたくなります。アメリカの銃社会をみれば明らかです。日本は豊臣秀吉の時代に刀狩りが行われて以来、市民が武器を所持したことはありませんが、闇のルートで銃が流通するに至り凶悪犯罪が倍増しています。 悲しいかな人間にはもう一つの顔、鬼面が潜んでいるのです。 世界の「死の商人」は今、国家が請け負い南に武器を運びます。 そして、ささやかな援助の陰で大量の殺人が行われています。まさに先進国が犯した過去の過ちを開発途上の国々に繰り返し行うことを国家の支えとしてる現状が浮き彫りになっているではありませんか。 環太平洋に起こった大型地震も、振り返るとその直前に大国の勝手なエゴによる地下核実験が行われていることが明らかなのです。阪神淡路大震災の直前にも某国の地下核実験が行われ、自衛隊は大地震に備えた訓練をしていたといいます。 東洋の思想では人間の心の状態を(姿)十界(10通り)あるとしています。 いわゆる地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天、声聞、縁覚、菩薩、仏の名前が付いた心です。この心は縁によって刹那に変化を続けるといいます。 人間はどこに生きるのか主眼がなければ簡単に三悪道に沈み環境を変えてしまうとも。 私たちは歴史を正確に検証し、未来に生かすことのできる正しい教育を今こそ広めていかなければなりません。 私たちの生活環境を構築するのは私たち自身の心であり、それは正しい歴史を価値としてはぐくまれる知識であり、そこから生まれる知恵に他ならないことを利害を超えて広げていくことでもあります。 この星は、北半球の国々は南半球の飢餓と戦争、病気と離散によって豊かに繁栄しているように感じているのは私だけでしょうか? 私たちの過ちを彼らに転嫁して繰り返すことを強要する生産と消費を最重点におく先進国の社会システムは鬼の所業に他なりません。世界の警察を自負した大国は自らが大量に兵器を売りつけた国を批判し、攻撃して市民を苦しめています。 心はお金に換えることはできません。産業に優先させるべき宝でなければならないと思います。 私は私の住む社会を許すことができません。 なぜなら。「犯罪があり、行うものがいて容認するものがいれば、紛れもなくその罪の量刑は同じ」なのです。 【おねがい】 反戦の詩「いまここから」 共感をたくさんの方にいただけると幸いです。応援していただける方は「トラバック」してくださいね。 ランキングに参加しました。クリックしてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.10 09:56:26
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