久しぶりです。多聞は元気だよ。
また、みなさん!よろしくね。
今日は僕の大好きなバラードからはじまります。↓
「English man in New york」
人は環境に順応すれば妥協するし、順応にも悩むし、難しいもので。
たくさん戦っていました。そしてまた、戻ってきました。
今日は詩を読んでくださいね。復帰記念はこの作品でお願いします。
写真は先日に春の海で釣りしたり「ギンナンソウ」をとりまくっている僕
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大好きな人がいたよ。
だからそのご家族も大好きでした。だからその人の過去も今も、そして未来さえも愛したことがあります。
それは、その人のすべてを愛しました。
しかし、遠く離れてしまった。二人の心は離れていきましたが、その出会いに付随したすべては消える事はありません。
僕は津軽海峡に立っては、水平線を探すことを憶えてしまいました。
その理由は自分の思い出に感謝して、そして彼女に付随するすべての出会いに感謝するためです。
「海 を 渡 る 風」
数珠繋ぎのテトラポットを登り
いつも地平線のありかを探した
カモメは空で首をかしげながら
背伸びする僕に不思議そうだね
心は遠く海を渡ってゆくけれど
身体は海を歩んでいけないんだ
優しい家族がいた彼女の元へは
波よテトラポットを濡らしてよ
僕の絆を湿らせて強く滑らかに
数珠繋ぎの想い出をいだくまま
もっと大きく背伸びをしてみた
松尾多聞