サントラ CD【映画「図書館戦争」オリジナル・サウンドトラック】13/4/24発売
さて、娘がお正月に当てた映画の招待券をくれたので、「図書館戦争」を観にいった。
小説、アニメと見てきたが、映画が一番良かった気がする。
思いがけず、硬派で主義主張のはっきりした作品になっていたからだ。
原作は女の子がヒロインの割と甘めな小説だ。散りばめられた仕事云々、戦い云々よりは、プライベートに目が行ってしまう作りだった。帰宅して、ちょっと読み返してみたら、映画との温度差は歴然としていた。
映画は時間の制約があるせいか、戦いに明け暮れている。訓練に時間を割いている。彼らが命を張って守っているものが、ハッキリ見えてくる。一点からではなく、マスコミや一般人の反応を随所に見せたことで、リアリティは増したと思う。
思いがけず嬉しかったのは、水戸市立西部図書館が使われていたことだ。予備知識なしに行ったのだがすぐにわかった。コンクリート打ちっぱなしの壁、回廊のような作り・・・・・開館準備をしていた頃の記憶が蘇ってきた。複数の図書館が使われていたが、何れも個性的で見ごたえがあり、元図書館員としてはその点も興味深かった。
いろんな意味で楽しませてもらい、ちょっと得した気分になった。