【送料無料】おめざめですか、アイリーン [ キャロル・ネルソン・ダグラス ]
年末に、1作目を読んでいたので、2作目を続けて読めてよかった。
因みに、1作目はこちら。
【送料無料】おやすみなさい、ホームズさん(上) [ キャロル・ネルソン・ダグラス ]
【送料無料】おやすみなさい、ホームズさん(下) [ キャロル・ネルソン・ダグラス ]
シャーロック・ホームズはけっこう読んだつもりだが、アイリーン・アドラーは記憶にない。
「ボへミアの醜聞」に出ているらしいが、正典のストーリーも覚えていない。
それでも何の問題もなく読めるのが、本作の魅力ではある。
アイリーン・アドラーは、アメリカ人のオペラ歌手で女性ながら探偵としての能力をシャーロック・ホームズに認められている。夫ともども事故死したと見せかけて、フランスに逃れたアイリーン、ゴトフリー、そして、ネル。サラ・ベルナールとの交流など華やかな一面ある隠遁生活。そんな折、殺人の被害者にあった入れ墨が、誘拐された若い女性にもされていることに気づいた三人は、その事件に巻き込まれていく・・・・・・・
夫婦探偵ものはありがちだが、夫婦+その友人の独身女性という三人組は、なんとなく新鮮だ。
いずれにしても、「ボヘミアの醜聞」は読んだほうが良さそうだ。