【楽天ブックスならいつでも送料無料】愛を知った侯爵 [ シェリー・トマス ]
RITA賞を2年連続で受賞したシェリー・トマス。
2作目の受賞作は一体どこから出版されるのかと思っていたら、ベルベット文庫だった。
このレーベルでは、初ヒストリカルだ。
私としては、翻訳さえしてもらえれば、レーベルはどこでもいいのだが。
それはさておき、面白かった
いかにもシェリー・トマスらしく、相手を信用することができるかという一点にかかっている二人の関係。
駆け引きのなかで、侯爵の感情が曖昧で把握できなくなってくる様子は秀逸だ。
まあ、ハッピーエンドなのだが、なんだか新鮮なアプローチで、一気読みだった。
できるなら、前作翻訳して欲しい作家の一人である。