映画化されて気になった本だが、やっと読んだ。
騙し絵の牙 [ 塩田 武士 ]
大泉洋さんを主人公のモデルにして書いた小説だ。
主人公の速水は、上司と部下の間で苦労する雑誌の編集長。出版業界の陰りをまざまざと見せられ、なんだか身につまされる内容。最後にどんでん返しがあるのだが、どこから計画していたかはわからない。速水の生い立ちを元同僚が探るのもなんだか唐突な印象。もっとスカッとできそうな成り行きなのに、消化不十分だったのが、残念だ。
騙し絵の牙 Blu-ray豪華版(特典DVD付)【Blu-ray】 [ 大泉洋 ]
映画はどうだったのか…
豪華な俳優陣だから、テレビで放映される事があったら観ようかな。