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カテゴリ:セカチュー
第1話を見て亜紀は男を見る目がありすぎると考えていた。そしたら、昔自分の周りではやっていた
キャンディ・キャンディ占い(?)のようなものを思い出した。 キャンディ・キャンディはいわずと知れた、いがらし由美子原作の人気のアニメ。 キャンディという主人公の女の子のまわりに、これでもかというくらい類型的な男のキャラがでてくる。 アンソニー: イケメン王子様、かっこよくて性格もいい テリー: ちょっと不良でワイルド、クールに見えて実は熱いやつ アーチ: ナルシスト系美少年、母性本能くすぐり系 ステア: 地味系発明オタク、ものすごく性格がよく優しい父性系 ニール: 性格最悪お坊ちゃま、意地悪(thanks to megさん) 要するにこの中で誰を選ぶかということで、その子の男の趣味が分かるという話。 智世は絶対「テリー」が好きなはず。介ちゃんはテリーだもん。 ぼうずはステアかな(笑)。ステアはキャンディがすきだけど、告白せずそっと見守る愛を 選択するから。 最初亜紀の好みは「ステア」だと思った。だけどもう一人キャンディ・キャンディには最強確変キャラがいる。キャンディの初恋相手、「丘の上の王子様」として登場するも、再会したときにはひげのおじさんになっているアルバートさん。 普通アルバートさんは完全に恋愛対象外なのに、案外このアルバートさんに着目しているような目の付け所のよさが亜紀にはあると思う。 わかりやすいかっこよさなんかよりも、誠実さと大きな包容力を求めるようなところ。 そんな亜紀がどうしてサクちゃんなのか、少しづつサクの魅力が見え始める第2話。 <サクの気持ち、亜紀の気持ち> にやにや、にやにや。しているのはサクだけではなく、私。 こんなに顔がにやけるような恋、なかなかお目にかかれない。 告白の次の日下駄箱で行き会う二人。亜紀の方が後から来たと思ったのに、サクの下駄箱にはテープが…。亜紀、もしかしてサクちゃんが登校してくるの待ってた? 亜紀からのテープににやけるサク。 「わらわはコロッケパンが食べたいぞよ」な亜紀に、「何者なんだよ・・・」のサク。 声のトーンにサクの幸福感がにじみ出ててかわいい。 1回目を見ただけじゃサクの魅力がわからないと書いたけど、正直2話ではかわいさ全開。 サクは亜紀が好きで好きでたまらない。いつも一緒にいたい。 自分と亜紀が付き合ってることを宣伝して回りたいくらい。 それに対して亜紀は、積極的だった先週からは対照的にまわりに知られることに凄く慎重。 二人の気持ちの間には大きな隔たりが…。 大きすぎる隔たりが(爆)!! キス拒否されて、しょぼぼぼーんなサク。 必死のロミオ役立候補も却下される。 おじいちゃんが亜紀の手を触って、ものすごい目つきのサク。鋭すぎて、亮司みたい(笑)。 秘密に、秘密にしようとする亜紀の態度。どうして? サクちゃん同様、私にも最初理解しがたかった。 <ラジオは何でも教えてくれる> 「好きな人と一緒に暮らすのと、好きな人を想いながら別の人と暮らすのと、 どっちが幸せなんだろうね?」 「本当の私を知ったら、サクちゃん嫌いになるかもしれないよ」 先週は積極的だったのに、うってかわって臆病な亜紀。 亜紀は亜紀でサクが好き過ぎて、怖かったのかも。 片想いは自分の気持ちだけで自己完結的に終われる世界。 でもつきあうということは自分の気持ちだけ、自分の立場だけじゃない。 相手の気持ちが気になるし、不安にもなる。分かり合おうとする努力も必要。 片想いから両想いになったことへの二人の戸惑い。 この辺がきちんと描かれているのが、この脚本の凄いと思うところ。 自分の好きな気持ちだけを押し付けちゃいけない。 ラジオを聴きながらそんなことをサクは考えたのかな。ロミオになることではなく、一歩引いて演出というかたちで亜紀を見守ろうと決める。 自分の気持ちよりも亜紀の気持ちにという、その後もずっと続いていくサクの愛し方が もう始まっていた。 テープで、サクの決意を聞いた亜紀は最高の笑顔を見せる。 < ところが安浦に亜紀のファーストキスを持ってかれて、この世の果てのような顔をしているサク。握り締めたこぶし…よりも腕の毛深さ萌えー。 亜紀だって安浦にキスされて本当はショックだったはず。だって、ファーストキスだもん。 だけど亜紀はそれ以上に意地っ張りで負けず嫌いだから、ショック受けたことすら人に悟られるの嫌だったんじゃないかな。だから「もういいよ」って強くつきはなすようになんでもない振りをした。 「サクにはわかってほしい」そういいながらも亜紀は、自分のことのようにショックを受けてくれたサクが嬉しかったし、愛しかったんじゃないかな。 だから「俺の気持ちも考えてくれよ…」搾り出すようなサクの声に、亜紀もようやく気づいた。 いいところばかり見せたり、表面だけ取りつくろっていては自分の大切な気持ちや自分の大切な人を守れないこと。 強がり以上の、弱さを見せる強さも必要なこと。素直に自分の気持ちをさらけ出すこと、 本当の意味で強くなることの大切さ。 <一つになる気持ち> 亜紀は父親に壊されたテープを見せながら告白する。 「問題起こすと面倒だからって、私家でも学校でも嘘ばっかりついてるの。 にこにこにこにこしながら。ほんと、変な女だよね。」 自分は優等生で、いいこなだけじゃない面も持ってる。それでも嫌いにならないでほしい。 精一杯、精一杯の気持ち。 そしてサクも骨を見せながら告白する。 「汚いところも、ずるいところも、だめなところも、シミやしわも好きになれるような…。そういうのがいい。」 「だから亜紀も…そのまんまがいいよ」「そうだよ」 全てを受け止める包容力を見せるサク。あんた、本当にいい男だ!!! 「嫌いにならないでね。」 って嫌いになるわけがない!ない、ない、ない!!! ありえない!こんな可愛い子を嫌いになるなんてありえなーい! って私まで壊れてきた。 サクのことあせりすぎって思ってたけど、こんな可愛い子が涙浮かべて目の前にいたら、 私だってキスしたくなるよー。 ようやく本当の意味で重なった二人の想い。大好き、大好き、大好き!!!。 そんな二人の心の声まで聞こえてくるような、清々しいキスシーン。 こんな風に僕たちは近づいていくのだろう。 けんかをしたり、仲直りをしたり。 だけど昨日より今日…今日より明日…明日より明後日 僕は当たり前のように亜紀を好きになる。そう思っていた。 両想いは片想いよりも難しいけど…。自分の気持ちを超えて、寄り添い始めた二人。 そんな第2話。 そして、目でっかくなっちゃった!の山田君、可愛すぎです(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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