43名遭難者無事下山
29日に秋田県と岩手県の県境にある乳頭山に登り一時連絡が取れなくなっていた中高年の登山グループは昨夜反対側の岩手県葛根田地熱発電所付近の尾根で岩手県警などの捜索隊と合流し下山しました。昨日の登山者から携帯電話での情報では秋田側に下山中ということでしたが、実際は方向を間違い岩手県側に向かっていました。このルートは夏場でもたいへん間違いやすく特にガスがかかっていると岩手県側に入ってしまう可能性が特に高い地域で有名です。地図とコンパスで方角の確認や最近では携帯用GPSの活用が必要です。SAS日記登山グループは教職員の労働組合のOB登山グループが主催したものです。今回の遭難には秋田、岩手両県警、航空自衛隊秋田救難隊、陸上自衛隊、消防関係者、地元山岳会などが捜索に当たりました。この組合は自衛隊に批判的な組織ですが、皮肉にもかれらに助けられたわけです。昨夜は11時に寝ました。起きたのが6時で空気圧は9.0でした。