異常に寒い秋田
昨日の朝は山形との県境にある鳥海山がきれいに白く見えました。今朝は曇っていて風速は10メートルの南風です。酒田の観測ではひじょうに強い下降気流が吹いています。上空の寒気は秋田市午前9時500HPA-13.1℃、平年並みです。850HPAが8.0℃、平年並みです。地上気温が13.6℃少し高いくらいですが、日中もこの気温が続きそうで4月中旬並みの寒さです。これはオホーツク海高気圧から流れる下層の気流の影響です。おそらく昨年ならフェーン現象で日本海側で気温が上がるのですが、奥羽山脈を越して強い寒気が入っています。太平洋側では秋田以上に気温が下がっています。2365mと801mに強い寒気が入っています。フェーン現象の気配を少しあるのですが、山越えの山瀬が勝っている状態です。 三沢は1630mが0℃になっています。地上気温は秋田より低く8.8℃です。2940mが4.4℃です。高度が高いところが低いところより気温が高くなっています。これはやはりオホーツク海高気圧が強いためです。2256mから2444mは氷点下になっていて、2627mから3067mが2℃から3℃になっています。この部分に高気圧から強い寒気が入っています。奥羽山脈の一番高いところが八幡平で1600mくらいなので寒気が日本海側にも入るということです。ところが中部地方の日本アルプスは3000m旧なので北陸などでは寒気が入りにくくなります。仙台市の午前9時は12.2℃でした。あすも続きそうです。