倖和（サチナゴム）の妄想小説・・・

イギリスの学校評価制度はきつい。

NHKの朝のニュースで見ました。１週間にわたって徹底的に調べインタビューし結果を数値化してインターネットに公開します。改善が見られなければ最後は廃校になります。

何がきついって廃校になってしまうこと以上にインターネットで晒されてしまうことです。

イギリスに限らず、欧米の先進国では学校がうまくいっていません。その中で評判がいいのはフィンランドです。徹底的にアカデミックな雰囲気を演出することで教育立国になり成功しつつあります。ノキアなどのIT産業が盛んです。

イギリスとフィンランドとどっちから日本は学ぶのでしょう。私としてはフィンランド方式が希望だが、どっちにせよ今の日本の教師たちは思いっきり首になってしまうでしょう。教育委員会のスタッフなど総替えは間違いない。

その後は…

きっと教師はもちろんやがて生徒個人の成績もインターネットで晒されるようになります。いやおうなしに勉強せざるを得ない。プライバシーを完全に犠牲にして初めて学校の教育は再生するのです。こいつはすさまじいストレスです。

だったら学校で勉強しなければいいのです。発想の転換です。だって勉強それ自体は昔のホビーの延長線だもの。楽しいはずですから。ストレスだらけのところで勉強できます？肥溜めのすぐ隣で弁当食べるようなものでしょう。いやですよ。


DSの流行り方を見れば、よくできたゲームのほうがよほど立派に人を育てるかも。