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カテゴリ:ブログ小説
↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! 坂の上の雲と戦争ゲーム 今日のノート 外務大臣は青ざめています。加藤は腕を組んで考え込んでいました。中国大使が加藤に対して話しを続けます。 「東京駅での毒ガス攻撃の実行部隊は第17軍団です」 「・・・」 「あの部隊はインターネットと化学やバイオなどの兵器に通じています。特殊作戦を行う謎の多い、いわば忍者部隊です」 「そんな精鋭部隊が叛乱ですか? 貴国政府の命令が出たから実行しているのでしょう?」 「もちろん。しかし、精鋭部隊の叛乱だからこそ現実味があります。彼らの実力は危険すぎるのです。これを機会に処分します」 「つまり・・・」 「貴国の降伏と同時に我が国が解毒剤を送ります。それと同時にこの毒ガス技術は封印です。第17軍団は消滅するのです」 「・・・役目が終われば、用済みということですか」 「いえいえ、有効活用と言っていただきたい」 「有効活用?」 「彼ら17軍団には天皇誘拐の罪もかぶってもらう」 「はあ?」 「ご存じの通り、天皇の誘拐も実行犯は朝鮮の工作員たちということになっています」 「それには私も一枚かんでいます。日本と朝鮮・韓国の間に感情的な亀裂を深刻にして占領政策をコントロールしようというのでしょう」 「・・・そうです。この計画には中国と日本の協力に、朝鮮・韓国民族の犠牲が必要なのです」 「貴国の占領という状況で生じるであろう日本人の不満をそらすわけですね」 「第17軍団は天皇を朝鮮人たちから奪って我が中国政府と日本政府に対する脅迫のネタにするというシナリオです。天皇陛下は、第17軍団から救出され、その後、我が中国政府が責任を持ってお預かりします」 「・・・! 陛下が人質ですか!」 「そうです。いずれは東アジア全体の象徴になっていただきます」 「・・・な、何ですと!」 国の主権どころか国の象徴までも失う羽目になるとは加藤も予想していませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月24日 09時26分06秒
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