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カテゴリ:ブログ小説
↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! 坂の上の雲と戦争ゲーム 今日のノート 「国民の軍事教育に軍人が反対ですか?」 と、指揮官が聞き返しました。 「そう、そうネ。だって、軍事教育が義務化されたらどうなりマス? 最初は軍人達、偉そうにできる。だが、そのうち自分たちの優位性、消える。みんなが軍事知識や軍事的な技術、銃とかナイフとか使えるとね。それに軍事技術が一般に広まるとおかしな考え持つ人間をテロリストに育てているようなモノ、ネ」 「ははあ、なるほど」 「私が研究した結果は北海道の屯田兵制度を土台にするといい」 「屯田兵?」 「農民、漁民の仕事をしながら軍事も司る。これで本当にその土地が生活拠点になる、ネ」 「軍事を司ることで、ですか?」 「そう。軍事に一番必要なこと、わかりマス? あなたも指揮官でしょう」 「私は、責任感だと思います」 「そう、ソレ、正解、責任感。責任感のない軍事が一番危険。農と軍事を結合させることでその土地とともに住む人の責任感が育つ」 「なるほど・・・」 「実は農と林と漁は同じ。農をよくすれば林が育ち、林が育てば漁が育つ」 「つまり生きる基本が成り立つわけですか」 「そこで大切なのが縄張り、ネ」 「縄張り?」 「これを意識することが軍事。つまり、軍事とは縄張りのこと。その中に敵をコロス技術がある、ということ」 「はあ・・縄張りですか」 「そう、縄張り、ネ」 そのとき、通信が入りました。重要人物を乗せたヘリが接近してくるとのことでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月13日 21時55分33秒
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