倖和（サチナゴム）の妄想小説・・・

↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！

今日のノート


もう一つのアリとキリギリス
by 倖和（サチナゴム）
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ヤマトをめぞん一刻でしばらく妄想を楽しみたいと思います。

まずは沖田艦長です。彼を思いっ切り影の薄い一ノ瀬おじさんに差し替えます。

一ノ瀬家は１号室の住人です。父親が失業、母親はアル中、息子は栄養失調で給食費滞納という状況です。一ノ瀬おじさんは教養があり人も良さそうですが年齢のためか再就職がままなりません。人生の負け組です。ドラマでもほとんど登場しません。

それを重要キャラの一つ、沖田艦長にしようというわけです。ゼークト将軍の分類でいくと一ノ瀬おじさんは無能で怠惰ということになります。しかし、人柄はいい。落ち着いています。だから総指揮官に向いているのです。家庭が危機的状況にありながら破綻せず奥さんも息子もそれなりに落ち着いています。アル中でありながら一の瀬花江さんは他人のことに気を配りヒステリーを起こすことはありません。テニススクールでもうまくやっています。いいおばちゃんなのです。また息子の賢太郎もきちんとした食事も出ず小３から背が伸びなかったようですが不良にもならずまともな人物に成長しています。なんだかんだいって一ノ瀬おじさんの統率力があったのです。

こう書いても一ノ瀬おじさんの顔を知らない人は多いと思います。ですが艦長になったら彼はきっとその才能を発揮しインパクトのあるキャラになるでしょう。ふだんは昼行灯のようですが、みんなが危機的状況でアガっても落ち着いています。いざというときは渋い決断ができるでしょう。名鑑長になると思います。

沖田艦長も渋いですが実は病弱で頼りない。ずっと負け戦が続いて運が無いのです。ヤマトの高性能に助けられた指揮を執っています。それに肝心な時に病に床に伏せている。統率者はとにかく健康でなければいけないはずなのに、です。

だから一ノ瀬艦長に交代させるのです。

　東アジア大戦　シナリオ風