倖和（サチナゴム）の妄想小説・・・

　まさかの火事、まさかの惨事です。幼い男の子が焼け死にました。文字通りの悲痛な出来事です。直接の原因は内部で点灯されていた白熱灯の熱で木くずが発火したというもの。
　
　このごろは責任者やリーダーをあえて曖昧にしておいて物事に取り組むことが多くなりました。いじめ問題が背景にあります。学校で文化祭や体育祭などの行事において能力のないものにわざとリーダーの役割を押し付け責任逃れをする風潮が顕著になったのです。
　
　誰かが全責任を負う、という経験が人の社会性を育てます。責任者とそれを支えるフォローワーという役割分担が社会そのものだからです。反対にだれも責任を取らずにあいまいに済ます、という今の風潮は例え立派な企業の会社員であっても名の通った政党の党員でも社会性は育ちません。
　
　件の作品を出品した大学の学生たちはまさに責任者不在のまま適当に役割を分担していました。全体を見通せる人が誰もいなかったのです。みんなきっと自分の責任は軽いと思いたいでしょう。責任者じゃなかったから。イベントの主催者も道義的責任は痛感しているでしょう。しかし直接の責任と言われれば困惑してしまうと思います。限られた人数で全てを確認することなど不可能だからです。
　
　教師・生徒による自治能力が今の学校においてほぼ完全に失われていることが今回のイベント火災の悲劇の背景にある重大な要因だと私は考えています。責任逃れが上手なばかりで責任のとり方がさっぱりわからない人が増えすぎました。
　
Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
貴婦人の乗馬他　オーケストレーション


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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！
マジックミラー それから。
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もう一つのアリとキリギリス
by 倖和（サチナゴム）
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