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テーマ:今日の出来事(292567)
カテゴリ:TVゲーム
どういうことかといえば戦わないとゲームに勝てないということです。しかも欧米の流儀なので敵は基本皆殺しです。なんとか平和的に開拓と経済力のパワーだけで進められないかと試しますが文明の発展のさせ方も複雑でどういう要素がどのように相関があるのか把握しにくくなり、やはり軍備増強に走ることになります。 このゲームのテーマはシンプル、敵は滅ぼす。この一点に尽きるのです。ただ面白いことに気がつきました。戦いの矛盾です。敵が弱いうちに戦うのがいいように思いますがそれで勝ってもこちらも時間と資源を失います。もちろん相手を皆殺しにして領土を分捕る訳ですから、いずれは回復し強くなります。しかしその間に別の敵がもっと強くなっているのです。 序盤、蛮族と戦おうとしたら相手が予想外に強くあっさり撃退されました。戦士を失い時間を失い情報が混乱しゲームを続ける気が失せてしまいました。しかも緊張関係にあったライバルはその間にさっさと強力になっていました。 ゲームをやっていて今の共産党中国の気持ちが少しわかったような気がしました。だいぶ強くなったと言われていますが下手に戦いを挑み負けたらその一瞬で体制が終わるのです。だから自分達の強大になった経済力の前に平伏してくれれば楽なので吠え続けることになります。それをこのゲームで再現しようとしているのですが結局は軍事力に頼るしかありません。圧倒するというのが実は大変なことだと気がつかされました。 中国の経済力は人口の力です。一人ひとりの個人はそんなに強くありません。ウイグルやチベットなどの人権問題も徐々に国力を蝕んでいます。つまり国内に分裂の危機が迫っている訳です。アメリカは民主国家なので問題はすぐに表に出ます。国家的スキャンダルも簡単に映画やドラマになる。だから政権や大統領が誰であれ関係ありません。そこがアメリカの底力なのです。一度二度負けても必ず学習して復活します。一方の中国にはそんなゆとりも力もありません。一方で民間が出過ぎたら押さえつけないといけないのです。羽振りのいい企業家が逮捕され香港も台湾も結局は軍事でねじ伏せています。民間が強すぎると政権の国民を支配するパワーが相対的に劣ってしまいます。絶対的な権力が潰れれば選挙でどうにかなるレベルを超えていきなりの内戦状態となるのです。それが共産政権が崩壊した今のロシアの姿な訳です。 さて日本はどうするべきでしょう。ゲーム的に考えたら領土をどう増やすかの方法を考えないといけません。憲法9条をなくすというのは勇ましいようで実はあれは負け犬の発想だと思えます。なぜなら沖縄の米軍基地も追い出せず地位協定の不平等さにも甘んじたままなのです。改憲派が本気で国を思うのであれば憲法に関係なくまず真っ先に米軍を追い払う必要があるのです。これができたら自動的に憲法は変わります。中国やロシアも本気で日本と交渉しようとするでしょう。そんな気が全然見えてこない。そういう中で平和主義の象徴である9条を捨てるということは実はアメリカに占領されたままでいいという甘えの発想そのものなのです。 アメリカとも中国とも対等の距離を保っているときに日本は国家として自立し国際的なパワーと影響力を増していけるはずです。緊急事態条項とか憲法改正とかはゲーム的には全く意味がありません。自衛隊を国軍にしたいならまずアメリカと対峙するのが日本の宿命です。今の極右や自民党にできるものならやってみろと言いたい。国民を圧迫するだけなら今の共産中国とどっこいどっこいです。本気の独立を目指すには本気の知恵と勇気が必要なのです。エキサイティングなプレイになるはずです。これが本当のパワーゲームと言えるでしょう。そんなことを考えながらシヴィライゼーションを楽しんでいます。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション にほんブログ村 にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリス by 倖和(サチナゴム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年01月20日 09時52分06秒
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