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テーマ:今日の出来事(292587)
カテゴリ:社会
痛ましい事件でした。犠牲になった女の子はあまりの暑さにシャツを脱ぎ捨て上半身裸のまま倒れていました。持ってきた水筒の中は空っぽだったと記事にありました。灼熱地獄の中を5時間放置されてしまったのです。
ところでこのようなことはよく起きるのでしょうか? それとも稀中の稀なことなのでしょうか? 他の子供は気がつかなかったのでしょうか? 気がついていても無視していたのでしょうか? まさか本人がかくれんぼをしているつもりだったのでしょうか? それとも登園するのが嫌でかくれていたのでしょうか。確かに職員が点検を怠ったというのはミスですが、子供が五人しか乗っていなかったニミバンタイプの車です。わからないものなのでしょうか? 考えれば考えるほど不思議です。 保育園に限らず幼稚園や小学校、中学校、高校でも子供や生徒が出席するのが当たり前という風景は変わりました。色々な都合で連絡なしの欠席は珍しいことではないようです。そういう状況の中で職員が勘違いすることが日常的にあるのかもしれません。 事故後の調査はどうなっているのでしょうか? 深刻な事故に至るまでヒヤッとハッとが300ケースはあると言われています。降りたと思ったらバスの中に忘れ物をして慌てて取りに戻ってしまったとか、居眠りして座席の死角に隠れてしまっていたとか、かくれんぼでふざけていたとか色々状況は考えられます。またとじ込みをしてしまったが、出欠確認でその子供がいないことに気がつき探したら車の中にいたという一歩間違えたら大変なことになっていたというケースも稀にあるかもしれません。 大々的な調査が望まれます。これは行政が舵取りをするべき事案だと思います。送迎バス絡みでどんなトラブルがあるかしっかり調べて置き去りにつながるような状況を整理しその上で実行可能の予防策を提示するべきでしょう。それが社会の責任です。 一旦車に閉じ込められたら子供だけで脱出することは難しいと想像できます。今の車は全てが電子システムでコントロールされているのでキーが外れて完全に電源がオフになっていたら基本誰も乗っていないことになっています。窓は開けられないし、内部から簡単にドアロックを解除できないのかもしれません。クラクションを鳴らして知らせろと言っても簡単ではないでしょう。そういう状況を子供を使って実際に調査したのでしょうか? 子供が閉じ込められたらどうなるかを確かめる調査も必要です。 調査を真剣にしたら関係者に都合の悪い情報も出てくるでしょう。保育の状況に不味いことが暴かれてしまう可能性もあります。しかしそれが犠牲になった人たちに真に報いる道です。事故は不幸です。しかし同時に世の中を良くするチャンスでもあります。まずはしっかり情報をとることだと思います。安易な責任逃れの形だけの安全対策では真の解決にはならないでしょう。人はミスをするのです。そこは航空機事故の調査手法が参考になると思います。本物の原因をしっかり把握することが次の悲劇を防ぎます。 車の進歩は著しいものがあります。しかし進歩の影には必ず落とし穴のような欠陥も発生します。オートマティックになってシフトチェンジの失敗からのエンスト・トラブルは激減しました。代わりにブレーキとアクセルの踏み間違いで深刻な事故がちょくちょく起きています。車の会社はもちろん車に欠陥はなくほとんどがヒューマンエラーすなわちドライバーの責任としています。そうでしょう。しかしそんなヒューマンエラーが起きてもフェイルセーフのようなシステムがあればいいわけです。開発はされていますが、まだ当たり前に搭載されているとは言えません。そして車のとじ込みによる死亡事故は僅かですが起きています。車会社の責任は無視できません。 犠牲になった女の子の冥福をお祈りします。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション にほんブログ村 にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリス by 倖和(サチナゴム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年09月13日 09時02分17秒
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