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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2024年01月24日
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カテゴリ:社会
匿名のツイッター(X)への投稿が話題になりました。8年前のことです。国会議員が取り上げて待機児童の問題が広く世間に認識されるようになりました。そして各自治体でその解消の動きが活発になり競争のような状態になったのです。

 おかげでどんどん数は減っています。待機児童問題は解決の方向に向かっていることになります。しかし、それで本当に女性が社会で活躍できるようになったかといえばそれは違います。むしろ別の問題が起きています。それは子供の発達です。ややこしくなってきていると思います。

 3歳児、あるいは6歳児になっても赤ちゃん状態の子供が目立つようになってきたとそういう記事を見ました。肉体はともかく心と知能が成長していないのです。周りを見ても子供が心置きなく安全に遊べる場所もどんどん減っています。大人が、とくにおっさんが不用意に声をかけようものなら変質者扱いされる恐れもあります。子供たちはかなり制限された範囲内での単調なコミュニケーションの中で過ごすことになります。仕方ありません。

 保育所や学童保育を充実させることで別の問題も起きています。女性に働かなければいけないという強いプレッシャーを与えてしまっているのです。女性の新たな労働問題です。男性以上に格差が広がっています。平等公平であるはずの労働市場で女性が何か職に就くとき配偶者の男性の経済状況が大きく影響してしまう事実があります。夫の経済的地位が高いほどその妻である女性はいい職に就けたりするのです。だからシングルマザーなど本当に仕事の必要な人がなかなか条件の良い安定した職業につけないのです。もちろん子供は保育所に頼るしかありません。それも長時間、場合によっては土日もあずかってもらわないといけなくなる状況もあるわけです。

 親も疲れ切っています。子供も疲れ切っている。これで健全な成長というのは難しいでしょう。子育ての世界にも格差がどんどん拡大しているのです。単純な貧富の差だけではありません。環境そのものの差です。

 本当に少子化問題を解決したいのなら、そのポイントは保育所を増やすことではありません。逆に減らせるようになった時に、あるいはそういう状況が生まれた時に初めて少子化問題解決の兆しが見えてくるのです。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2024年01月24日 14時10分47秒
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