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テーマ:今日の出来事(292042)
カテゴリ:日々のつぶやき
あの震災から4年が経ちました。
今日はテレビで朝から特集。 テレビでは「あの時、こんな風に第一報をお伝えしました」 「我々の目に飛び込んできたのは信じられない映像でした」 「我々も驚きましたね」なんてことばかり。 でも、実際の被災地も、被災地からちょっと離れた我が家でも 停電でテレビなんか見られなくて、その時メディアがどんな風に報道していたか、 ということを今、振り返られてもなんだか「そうだったのかー」という感じです。 幸いにも翌日の夕方には電気が復旧して、テレビを見てあの惨状を知って 情報が遅れて届くということは、ものすごい膨大な量のものが流れてくるわけで もうね、今もあの時の気持ちや想いを何と言っていいのか分からない。 あれから4年。 まだ4年・・・・なんだな、私。 実はあの地震の後、連絡が全く取れなくなった友人がいて。 南相馬市出身で、本人は宮城の津波が襲った地域に暮らしていた。 国防に関わるお仕事の人だったから、きっと懸命な救助活動をしている、生きてる、 と信じていたけど、信じていたつもりだったけど、どこか分からないところもあって。 避難所の名簿や行政の亡くなった人リストも何度も何度も見たけど 結局、名前が見つけられないから、やっぱり生きてるんだと思ってたけど。 なんと昨日、その友人のフェイスブックを発見した。 生きてた。無事に生きてた。 そして東北ではない、全然ゆかりもないような場所に暮らしていた。 メッセージを送ろうとして、彼の家族の気配がそのFBにはないことに気づいて 今、まだ声を届けられない。 奥さんはお子さんは、そして南相馬に暮らしていたご両親は、南相馬にいるあの仲間たちは・・・・。 生きていることがわかっただけで、今は充分。 彼の生存確認まで4年もかかってしまった。 友人の消息ですらこれだけの想いをするのだから 今だ見つからない家族を探している人たちや、家族を失った人たちを想うと 苦しくてたまらない。 きっと何年経っても、この日が来るたび思うことって変わらないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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