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カテゴリ:環境・リサイクル
国産 とろ鮭ハラスの水煮缶詰 信田缶詰株式会社(千葉県銚子市) 1905年創業した日本最古の魚缶詰会社 缶詰って、添加物などを入れない貯蔵食として素晴らしい保存方法だと思っています。上の写真の「とろ鮭ハラス水煮」ですが、日本の漁港町でつくられた素朴な缶詰です。このような缶詰を歓迎し好んで選んでいます。ポルトガルの港町ではいろいろな缶詰が売られていますよね。漁師さんの家族が集まって共同で缶詰をつくって「地元の缶詰専門店」で売っているようにも見えました。こんなポルトガル産イワシの缶詰もですが、タコやムール貝やトマトやバジルソース煮などもありました。いろいろな魚の缶詰観光客にも大人気なようです。地元の食材や料理の缶詰、日本でももっともっと!活用したいところですが。。。 数日前に悲しいフードマイレージ稼ぎの話を、テレビ番組で聞いてしまいました。 さばをタイに輸出して、缶詰にして、再び日本に輸出する。タイの方が人件費が1/10~1/8で済み、技術力も上がっていて安定していて、タイの船で輸送すれば、輸送コストも低いから、タイから逆輸入していると言う。。。 回転ずしの1人前10皿に当たるネタの輸入先と日本までの輸送距離を積算すると、地球3周分にもなるという。食料の60%を海外産に依存している日本の食卓をフード・マイレージで見ると、アメリカの3倍、フランスの9倍という異常な値が出る。日本に向けた食材輸送で排出されるCO2は年間1700万トン。その数字は、ニュージーランド全体の総CO2排出量の半分に当たる。安さと安全と安定供給を求め、冷凍や運搬技術が発達した結果、フード・マイレージはここ20年で急増しているという。 NHK 地球エコ2008 フード・マイレージをへらせ!「ニッポンの食卓大研究」より フードマイレージが異常に高い国日本ということはわかっていたけど、ここまで数字で表してしまうと。。。悲しく気分が悪くなってしまった。日本が捕った魚(魚介類)の缶詰は、その漁港近くで缶詰をつくろうよ~。こんな素晴らしい魚の缶詰の会社があったのですね。その素晴らしい技術!もっともっと活用させたいですね。洞爺湖サミットでは、カラフェの水と。。。フランスのペリエも使われていたようですね。ペットボトル使わなければいいという話ではないでしょう。議長国は、フードマイレージを考えて水も選んでいなかったのでしょうか。。。会議だったらカラフェや富士ミネラルで十分!パーティじゃないんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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