カテゴリ:季節 四季
寒に入り味噌を仕込む季節となりました
春夏秋冬、季節の変化がはっきりとした日本には それぞれの季節に伝統行事があるばかりでなく、家庭でも季節ならではの仕事があります。 最近では味噌は言うに及ばず、ぬか漬けも手軽に購入できる時代。 手間暇かけて手前味噌など仕込むのは時間の無駄、と考えていました。 しかし大病をして5年生存率などというものを医師から告げられ、 生き方(大げさですが)毎日の生活のありよう、特に食生活は激変しました。 それまでは便利一辺倒、お金で買えるものなら時間を買うつもりでなんでも購入。 体に悪いといわれているものが含まれていても平気の平左でなんでも使っていました。 しかし、生き続けたい一心でたくさん本を読み それまで知らなかったことがあまりにも多かったことを痛感しました。 最たるものは日常生活に潜むリスクと健康の関連です。 本は好きで、若いころには熱心にスピリチュアルなものや哲学書をよみ、 古典ばかりでなくSFやファンタジー、推理小説、 ドキュメンタリーに時間も忘れて読みふけったものです。 でもFatal Disease (死の病)を得たと告げられた時には、 それが体が健康であってはじめて楽しめる「余裕の読書」であったと感じました。 「死ぬかもしれない」と思ったらあきらめないで「どうしたら死なないか」の探索です。 食べ物に関してはレトルト、外食、出来合いのお惣菜、冷凍食品多用していたのですが 今では季節に合わせて食材を選び、添加物にも注意を払うようになりました。 以前は朝はシリアルに牛乳をかけ、昼は買ってきたお弁当、 夜はさすがに料理をしましたが、梅干しや味噌は購入していました。 そして最近の朝食はこんな感じ。 基本は玄米食に一汁一菜、プラスお漬物などなど。 たいていみそ汁をつくるので、もうそろそろ味噌を仕込まなければいけません。 自分で味噌を仕込むようになってからもう5年目に入りました。 やっと味の違う味噌を仕込めるようになり、独立した子どもたちにも好評です。 「手前味噌、アバウトな仕込みでもやって味噌!」 ← 去年レシピ化しました。 もっと柔らかくなるまでゆでてビニール袋に入れてつぶすともっと簡単です。 梅干しも作ります。 大粒の南高梅は購入するのですが、近くの神主さんの庭からも梅をいただきます。 しっかり使って熟成された梅干しはとても美味しいです。 添加物も使っていませんので梅干し本来の味と効果があると思っています。 「自然の恵みに感謝」 ← 梅拾いと最初の塩漬けの様子、去年ブログに書きました。 「1000粒の梅干し返し」 ← 塩漬けした梅を干してカメに漬けこむまではこちらから 季節折々にこうして保存食を仕込むのも最近では楽しみの一つ。 お金では買えない喜びを感じています。 健康に関して読んだ本の話に戻れば「生命の鎖」がとても参考になりました。 健康関連の本はたくさんあるのですが命の基本を教わった感じがしています。
毎日の生活のノウハウでは東条百合子さんの本に書いてあることをいくつか実践しています。
例えば「砂に埋もれて解毒する」のは抗がん剤でぼろぼろになった体を そのほかこちらもお勧めです。
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