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2004年06月26日
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 2.成長と変化         (6/29変更部の字色は青黒)

   抑圧とプライド

 プライドというものがどんなときに大きくなるのか。
 僕から見て、プライド高そうな人間として目立ったのは、自分は認められてないという雰囲気のする人間だった。しかしプライドが高いから不満を出さず、自分のことは自分のせいだとも言ったりする。
 その我慢がまたプライドの元。

 
 誇り高い自制心が抑圧され、それがまた高い展望の元に解釈する誇りとなり、それがまた次の目的により高いプライドを持って進むことになる。
 人は失敗すると、次には目標レベルを落とすタイプと、よりレベルを上げるタイプがあるそうだ。

 さらに自分の親の苦労が、なにか理不尽な感じがする。だからこの世に対して昂然とした?・・・プライドが高まる。


 成長と共に、穏やかな性格に先を譲っていた強い性格は外に出ようとする。
 想像世界でなく、現実世界がほしい。
 早熟なこの子は、速く生きたい欲求がある。
 しかし、調和を壊したくはない。

出口がバスケットだったらしい。
 親は第1性格を見ていた。第2性格は、集中能力の高さと引きずられやすさに見えていただろう。
 幼少時からの明るいバランスを信じていただろう。

 だから、バスケットを禁じたことは十分大丈夫なことに見えただろう。
 むしろ、時々見られる一種のふらつきやすさを止めて、エスカレーター式の学校に入れるという方向を設定する方が賢明な判断だと思えたろう。

( ずっと一クラスだった保育~小学時代と違って、中学以降、入れ替わりの激しい環境に、この子は向いていないと想像しそうだし。

 じっさい、ストレスで周囲に当たって恐がられるのでは、十分理解してくれる時間のある学校の方が向いていると思うだろう。
 本人もその視点はわかった。全然納得はしなかったが。と。 )


 バスケット禁止のより大きな理由は、勤めに出ている母親が送り迎えしなければならなかったので、その負担が大きかったということらしい。

 壁に頭を打ち付ける行動があった。

 生きる欲求が外に出ようとする。
 バスケットは口実に過ぎまい。本当は自分の性格を出したかったのじゃなかろうか。

( ちょっと考え過ぎになるが、親が望むエスカレーター式の学校は、生存競争に目を向けさせるだろう。だから早く実感したかった。実感なしに長く勉強し続けるだけではやっていけないと。

その人生モデルがバスケット=自分の性格に合ったのだろう )


 封じられると、別の部分で噴出しかける形が往々にしてプライド。

 損なわれたプライドや信頼の分を高い視点をもつことで補おうとしていたかのように詩が読める。

 痩せたいと言い、怜美さんにかわいいねといわれると恥ずかしがってうつむくような、――――しかしほんとに望んだのは、かわいがられることではなく誇れることでは。

 体重――きれいになりたいというより、象徴的にシャープな高いレベルを達成したいということでは。

 体重は実はもう一つのバスケット練習だったのでは?

 その成果が着実に出るはずだというのに、冗談でその成果を否定されたのは、バスケットのときのように努力の積み重ねを否定されたような気持ちが重なったとか?

 表面はかわいいきれいでいい子+内では確実にハイレベルを達成する=自分の統一。
 というつもりだとか。


 言い変えると、表面調和、内面葛藤の状態を続けていた。これはいわゆる思春期関連の一般解釈もできそうだが。
 

 
 プライドの壁としてじつは怜美がいた。

 いろいろと趣味・志向・能力が近く、自分の親は苦労人だが彼女は親をなくした子で、バスケットをやめさせられた自分と同時期に家事のためにやめて、自分より人気があり、あとから始めたHPで自分より人を集めていた。
 
 さらに、集中力の完成度によって作品をつくる自分と比べて、怜美はたぶん・・(予想)気楽な創造性がありそうに見える。
 それが発揮されていたかどうかはわからないが、だいたいそういう方が受ける。
 

 自分は苦労してものを作っているのに、気楽につくって見える。たとえ自分が上だと思ったとしても、微妙ではあったのでは。

 大人がほめる自分のものが、じつはネットで集めたものをたんねんにより合わせたものだからこそ、ほんとうのオリジナリティの能力を気にすることがあったかも。
 
 本来、ライバルとして壁を感じさせていいはずの怜美がかなり自分をかわいがり、自分の理解者をやってくれている。だからそんなことは考えも――するべきではないと――。

 

――これは類似キャラクターを設定したモデル化です――
 

続く

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最終更新日  2004年06月29日 12時59分47秒
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