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郵便ポストが昔は黒? 明治初期、ポストの色は赤ではありませんでした。 郵便制度が始まった1871年に、日本で最初のポスト が誕生。翌年の1872年には郵便局の数も増え、 それにあわせてポストも増加しました。 そこで、杉板を四角い柱のように組み合わせ、 かどに鉄板を張って黒いペンキを塗った 「黒ポスト」が作られたのです。その後、 黒ポストは30年間も使われ続けました。 それがなぜ、現在の赤に変わったのでしょうか。 理由は単純で、黒いと夜に見えにくいからです。 1901年に火事に強い鉄製の丸型ポストに切り替え られたのと同時に、イギリスにならって暗がりでも 目立つ赤色ポストを試験的に設置。 評判が良かったことから、1908年に正式にポストの 色が赤になりました。 ............................. 日本の首都は本当に「東京」? じつは日本に正式な首都はないし、国家元首もいない首都は事実上、 東京とされていますが、じつは 首都をどこに置くかを定めた法律はありません。 明確に首都が指定されたのは、794年の平安遷都が 最後、という解釈があります。 平安京に都があった平安時代のあとは、鎌倉幕府、 足利幕府、江戸幕府と政治の中心は移り変わった ものの、首都を定めずに現代まできていると 考えられています。 日本で天皇は「象徴」総理大臣は「行政府の首長」 と定義されています。どちらが元首かを定めて はいません。 また、国技は相撲と思われていますが、じつは これを定めた法律はありませんし、 国花は菊や桜と思われていますが、これも 定められていません。 日の丸である国旗、君が代である国家に関しては、1999年に施行した国旗国歌法で、やっと 定められたほどです。
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最終更新日
2021年01月31日 06時38分01秒
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