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テーマ:『BLEACH』(613)
カテゴリ:絶園のテンペスト
BLEACHの116話を見ました。
第116話 悪しき瞳、藍染再び 虚の世界・虚圏に戻ったウルキオラとヤミーは出迎えた愛染と20人の破面達に現世での一護達との戦いについて報告する。 「見せてくれ、ウルキオラ。君が現世で見たもの、感じたもの、全てを」 「はい。どうぞ、ご覧下さい」 ウルキオラは目玉を取り出して、握り潰す。 目玉の破片が部屋中に広がっていく。 「成程、それで彼をこの程度では殺す価値なしと判断したというわけか」 「はい、我らの妨げとなるようなら殺せとの御命令でしたので」 「温ぃな。こんな奴ら俺なら最初の一撃で潰してるぜ。理屈がどうだろうが、殺せって一言が命令に入ってんなら殺した方がいいに決まってんだろうが。大体、ヤミー、手前はボコボコにやられてんじゃねえか。それで殺す価値無しとか言っても殺せませんでしたにしか聞こえねえよ!!」 しかし、破面の一人であるグリムジョーがウルキオラのやり方に異を唱える。 「手前、グリムジョー、今の見てなかったのかよ?俺がやられたのは下駄の男と黒い女だ」 「解んねえ奴だな。俺ならその2人も一撃で殺すっつってんだよ!!」 「何だと!?」 「止せ。グリムジョー、我々にとって問題なのは今のこいつじゃないってことは解るか?」 「あぁ!?」 「愛染様が警戒されているのは現在のこいつではなく、こいつの成長率だ。確かにこいつの潜在能力は相当なものだった。だが、それはその大きさに不釣合いなほど不安定で、このまま放っておけば自滅する可能性も、こちらの手駒に出来る可能性もあると俺は踏んだ。だから殺らずに帰ってきた」 一護を倒さずに戻ってきたウルキオラは一護の潜在能力に注目し、いずれ利用価値がでるかもしれないと考えていた。 「それが温ぃって言ってんだよ!!そいつは手前の予測以上にでかくなって、俺らにたてついたら、手前はどうするってんだよ!?」 「その時は俺が始末するさ。それで文句はないだろ?」 険悪になるウルキオラ、ヤミーとグリムジョー。 「そうだな、それで構わない。君の好きにするがいい、ウルキオラ」 「ありがとうございます」 「ねぇ、ホントにそんなやり方で出るの?」 その頃、現世ではコンは口から手を突っ込まれ、恋次に義魂丸を取られていた。 「よ、出た。これこれ」 「何かイメージ的に汚そう。こんな簡単に義魂丸が出ちゃうなんてシンプルっていうか無茶な作りだわ。流石、技術開発局、やることが違うわね」 「よう、ようってば!!」 「何だよ?」 「お前ら、いつ帰んだよ?」 ぬいぐるみの体にコンの義魂丸が戻される。 「何言ってんだ。帰んねえよ。破面共との戦いが終わるまではこっちにいるぞ」 「え!?いるぜって寝る所とかどうすんだよ!?言っとくけど家にはこんな人数泊めるスペースねえかんな!!」 「えぇ!?私も駄目?」 一護にお色気攻撃をする乱菊 「普通に考えたらあんたが一番駄目だろ!!っつうか何で自分はOKだと思ってるのか解んねえ!!」 ブラウスのボタンを外そうとしたり、スカートの中をちら見させようとする乱菊に駄目なものは駄目だと言う一護は目を手で隠しながらも指の隙間からきちんと見ています。 「だったら指の隙間を閉じたらどうだ?」 「ま、とりあえず私は織姫の所に泊めてもらうわ」 「もらうわってもう井上に許可取ったのかよ?」 「取ってないけど、あの子は頼めば嫌とは言わないわよ」 聞き耳を立てていたコンが妄想を始める。 「何という禁断の花園。そんな花園にマスコットキャラをお一つ…」 コンは乱菊に倒された。 「隊長も来ます?」 「行くか、ボケ」 「来ればいいのに~。楽しいですよ」 「お前がな」 乱菊と日番谷が当面の宿を探して出て行く。 「俺らも行くぜ」 「当てがあんのか?」 「あるわけねえだろ。気遣いは無用だ。何より手前の世話にはならねえ。自分の寝床くらい自分で探すさ」 一角と弓親も当面の宿を探しに出かけていく。 恋次は浦原の所へ行くそうです。 「また居候すんのか?」 「誰がするかよ、あんなトコ。けどよ…ちょっと聞きてえこともあるしな」 「そうか」 「気をつけろよ」 皆を見送った一護とルキア。 「で、お前はどこに泊まるんだよ?」 ルキアはダッシュして押入れへ向かう。 虚の匂いを感じた弓親ですが、面倒臭いし、担当の死神がいるので放っておけと言う一角。 竜貴は死神姿の一護を思い出して悩んでいた。 織姫は写真の兄に向かって近況報告をしていた。 茶渡は傷の治療を行っていた。 ルキアはお涙頂戴の話をして、居候をさせてもらうことになる。 水色と啓吾は夜道を歩いていた。 啓吾は空に何か飛んでいるのを見るが、水色に置いて行かれそうになるので水色を追いかけていくのだった。 織姫に泊めてもらう許可をもらった乱菊はお風呂を借りる。 その屋根の上に日番谷は座っていた。 乱菊はお風呂に入りながら織姫の相談にのる姉さん肌を見せるのだった。 「私、朽木さんに嫉妬してる。朽木さんは優しくて強くて綺麗で黒崎君を元気にしてくれて…大好きなのに何で私…っ…こんな…学校ではそんなこと思わないのに…ぅ…家に帰って一人になると全然駄目なの…ぅ…私、格好悪い…厭らしいよ…」 「バカな子」 織姫に擽り攻撃をする乱菊。 「馬鹿ね、そのままでいいのよ、あんたも朽木も。一護はまだ一人で立てないガキだから今のあの子にはあんたも朽木も必要なの。妬いて何が格好悪いの?あんたはそうやって自分の重いところ、ちゃんと受け止めようとしてるじゃない。知ってる?そういうの、逃げ回って相手にぶつけた方がどんなに楽か。逃げずに受け止めようとしてるだけ、あんた十分格好いいのよ、織姫」 現世にいるグリムジョーの元へ集まった破面5人(ディ・ロイ、シャウロン、エドラド、イールフォルト、ナキーム)。 グリムジョーは尸魂界からの援軍に気づく。 「ディ・ロイ、シャウロン、エドラド、イールフォルト、ナキーム、完璧に捕捉しろ。少しでも霊圧のある奴は全員だ!!」 ルキアは一護の妹達の部屋をあてがわられてしまう。 恋次はウルルに変な顔と言われてしまう。 一角は弓親にコンビニのおにぎりの話をしていた。 織姫の変な手料理を食べた乱菊は美味しいと言うのだった。 日番谷は月を見ていた。 「全員、捕捉は完了したか?遠慮も区別も必要ねえ!!少しでも霊圧のある奴は残らず皆殺しだ。一匹たりとも逃がすんじゃねえぞ。散れ!!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 21, 2007 09:27:00 PM
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