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テーマ:アニメあれこれ(26114)
カテゴリ:非公認戦隊アキバレンジャー
少年陰陽師の第22話を見ました。
第22話 すべては巫女の御為に 「黄泉の瘴気か、鬱陶しい。この高淤の膝下を穢すとは全く恐れいる」 高淤の神のもとに道反の守護妖達がやって来る。 「高淤の神、限りある時を削って我らは耐えてきた」 「しかし、我らの力ではもはや黄泉の扉を封じ続けること敵わず」 「道反の巫女が姿を消してから時は流れ、今再び黄泉の扉を開こうとする動きが」 「あぁ、私ですら感じる。闇の胎動の激しさを」 「巫女殿がいらっしゃれば…」 「巫女の行方は?」 「悔しいかな、未だ掴めず。かつて智鋪の宮司と名乗る男が扉を開けんとした時、奴めが放った瘴気が今、また都を覆っている」 「智鋪の宮司が長年の時を経て、再び現れたというのか!?」 黄泉の屍鬼となった紅蓮の攻撃を晴明が術で受け止める。 「させるか!!」 朱雀は背中に担いでいた武器を手に、紅蓮の炎を薙ぎ払いながら向かっていく。 太陰も風を起こして、炎を防ごうとするも炎に吹き飛ばされてしまう。 玄武が倒れている昌浩を炎から守り、六合が炎を槍で突いて消していく。 炎が晴明を再び襲うも、晴明が滅する。 朱雀の刀が炎に絡め取られてしまう。 「俺の剣を止めた!?」 晴明がその炎を滅する。 「これが金冠の封印が解かれた騰蛇の真の力か!!」 「この身体は強い。人を嬲り殺すには丁度いい、うりゃぁぁ!!」 紅蓮から放たれた強力な炎が襲ってくるが、何とかして防ぐ晴明や神将達。 「我らを玩んでいるのか!?」 「所詮、無駄な悪あがき。観念して地獄の炎にその身を焼かれるがいい。風音よ、こちらへ参れ」 「宗主様…」 「我らの下に戻るのだ」 「聞くな!!お前は利用されているだけだ!!」 「来い、風音よ!!」 風音は脩子姫に一緒に帰ろうと言われるので、眠らせてしまう。 「この子をお願い」 「風音」 「もう…もう全て遅すぎる」 「ハハハハ、そうだ。それでいいのだ、風音よ。あそこにいる晴明こそ、お前の父親の命を奪い、母親を黄泉へと落とした宿敵なのだ」 「偽りだ!!」 「この私が嘘を!?風音、どちらを信じる?」 「黙れ!!」 「晴明の配下であるお前の戯言に風音が耳を貸すはずもない」 「黙れぇぇぇぇ!!」 宗主に戻るよう促され、六合の懸命な説得にも応じず戻ろうとする風音に、六合は甘言を吐く嵬の左首を攻撃する。 「嵬…嵬…嵬…<ぅ…っ…」 すると涙を流した風音は突然霊力の光に包まれる。 その霊力に道反の守護妖が反応する。 「風音!!」 「クククククク…そろそろ終わりにするか」 威力を増した紅蓮の炎を防ぐ晴明であった。 「それでも足掻いてみせるか。面白い」 風音の霊力を感じ、やって来た道反の守護妖の大蜘蛛に紅蓮は攻撃される。 大蜘蛛によって風音が道反の巫女の娘であることが分かる。 「風音!!」 六合は風音に駆け寄る。 「目障りだ、守護妖。喰らえ!!」 体勢を立て直した紅蓮は大蜘蛛に攻撃を開始する。 「これは我らのものだ」 大蜘蛛がその身を犠牲に瘴穴を閉じたために晴明達も瘴穴から脱出する。 「逃がしたか。誰かが手を貸したようだ…」 北辰が元に戻り、貴船に戻った晴明は高淤の神と守護妖達に瘴穴の中で何があったのか、事の次第を説明し、紅蓮と風音が宗主の手にある今、黄泉へと続く扉の鍵を二つも手に入れたことになると聞く。 出雲にある人間界と黄泉の国とを隔てる扉は二つあるそうで、一つ目は巫女の力でしか解くことはできない。 その奥にあるもう一つの扉は神の力でないと解くことができない。 「奴め、紅蓮を鍵にするつもりか」 「騰蛇と風音、この二つの鍵を奴が手にしたとなると、二つの岩は砕かれ、黄泉の軍勢が地上に溢れ出す事になる」 いよいよ黄泉への扉が開かれてしまうことを知る。 神将達は太陰の風によって送り届けられる。 脩子姫は目を覚まし、母親に泣きながら抱きついていた。 「一人で心細かったのでしょう。そういえば、いつも姫宮についていた女房はどこに?なんという名前だったかしら?」 「手はずは全て整った。風音よ、今しばらくは眠るがいい」 昌浩は目を覚ます。 「昌浩、気がついた?」 「彰子、元気になったんだ」 「えぇ、私のことより…」 「また夢を見たよ。暗い闇の中、もっくんが向こうにどんどん走っていって、呼んでるのに…一生懸命呼んでいるのに…」 昌浩は紅蓮に刺されたことが夢ではなかったことに気づく。 彰子は何があったのか無理に話してくれなくていいと泣く。 すぐよくなるから心配ないと言う昌浩。 晴明は再び出雲に向かうことになろうとはと思いながら地図を見ていた。 そこに勾陣が現れ、天一と朱雀の様子を聞く。 「天一も相変わらずだ。下手をすれば死ぬ。十二神将とて死は訪れる」 「久しぶりに来てみれば何だ?揃いも揃って暗い顔をしているな」 勾陣は六合、太陰、玄武に話しかける。 「昌浩が騰蛇に深手を負わされ、その騰蛇が敵の手に落ちたのだ」 「知っている。お陰で青龍は同じ過ちを繰り返した騰蛇を今度こそ殺すと息巻いている」 「殺すって…」 そこに晴明がやって来て、まだそんなことを言っているのかと言う。 「全く我ら十二神将に手を出そうなどという輩がいることも癇に障る。ましてや騰蛇を奪うなど。奪われたら奪い返すまでのこと」 勾陣に落ち着くように言う晴明は昌浩が一命を取り留めたことがせめてもの救いだと話す。 「騰蛇を奪ったものは今、どこにいる?」 「智鋪の宮司、風音、そして紅蓮は出雲の国の東だ。そこで黄泉の国へと続く扉・千引の岩を開けんとしている」 「成程。出雲か」 「お前をこんな目に遭わせたのが私だと知らず、お前の娘・風音はもう私の言いなりだ。さぞ、悔しかろう、道反の巫女や。もうすぐだ、もうすぐ黄泉の扉の封印が解かれ、遂に扉が開く。もはや私を止められる者はいない。誰であろうとな」 智鋪の宮司は氷の柱の中で眠っている(?)道反の巫女に話しかけていた。 「命を取り留めたのは良かったけど昌浩、どうしちゃったの!?騰蛇がいなくなったのに目を覚ましてからずっと心在らずで、心配じゃないのかしら?」 「平気なわけはないだろ。深手を負って動けないだけだ」 「辛い時は我慢しないで泣けばいいって言ってるのよ!!あんな昌浩、見てるこっちが辛いじゃない!!そんなことも分からないの!?」 「それは確かにそうだが…」 「あれは泣かないんじゃない、泣けないんだ」 次回、「軻遇突智の焔は厳かに」 少年陰陽師 窮奇編 豪華版DVDvol.4 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 28, 2007 01:28:09 PM
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