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テーマ:『BLEACH』(613)
カテゴリ:絶園のテンペスト
BLEACHの第138話を見ました。
第138話 ウェコムンド再動!日番谷VSヤミー 「ウルキオラ、入ります」 「来たね、ウルキオラ、ヤミー。今、終わる所だ」 「崩玉の覚醒状態は?」 「5割だ、予定通りだよ。尸魂界にとってはね。当然だ、崩玉を直接手にした者でなければ分かるはずもない。そして、おそらく崩玉を開発してすぐに封印し、そのまま一度として封を解かなかった浦原喜助も知るまい。封印から解かれて睡眠状態にある崩玉は隊長格に倍する霊圧を持つ者と一時的に融合することでほんの一瞬、完全覚醒状態と同等の能力を発揮するということをね。名を聞かせてくれるかい?新たなる同胞よ」 「ワンダーワイス、ワンダーワイス・マルジェラ」 「一ヶ月前に話した指令を覚えているね?ウルキオラ」 「はい」 「実行に移ってくれ、決定権を与えよう。好きな者を連れて行くと良い」 「了解致しました」 「あぁ、そうだ、君も一緒に行くかい?グリムジョー」 グリムジョーはちょっと複雑な表情を浮かべるのだった。 破面との決戦まで残り数ヶ月。 仮面の軍勢の平子達との特訓を続けている一護だったが、中々虚化保持時間が延びない。 一護は食事の後の皿洗いを、フリル付きの真っ白なエプロンを着けてやっていた。 これまででやっと10秒の壁を越えた一護に対して、残された時間の少なさを感じる平子。 「いたいた、何してんすか?こんな所で」 「あぁ、檜佐木君か。いや、なに、休憩がてら見物をね。二人で冬の決戦に向けて修行中だ」 「朽木と井上織姫じゃないすか」 「知っているのかい?」 「えぇ、現世でちょっと」 一方、尸魂界ではルキアと織姫もまた過酷な特訓に挑んでいた。 「何か修行にしちゃ楽しそうにやってますね」 「あ、やっぱりそう見えるかい?」 そんな二人を楽しげに見つめる浮竹は複雑な家庭環境にあるルキアにやっと出来た友達の存在を嬉しく思っていた。 「いい友達ができてよかった」 「それが、人間でも…ですか?」 「それを言うなよ」 「すみません」 「いや、いいんだ。歩む時は違っても友達ってのはいいもんさ。それにほら、なんだ。あの子は普通じゃないから、尸魂界に来たら死神になるかも知れんぞ。そういえば君こそどうした?こんな所で。何か用事があったんじゃないのか?」 「あぁ、そうだ。これこれ今月分の瀞霊廷通信です。あと中に通販目録も」 檜佐木は隊長業務を代行中だった。 「さてと、そろそろ行きます」 「おいおい、もうちょっとゆっくりしていきなよ」 「言ったでしょ、忙しいんすよ、俺。女の子二人の修行を眺めてんのは悪くないけど、もうちょい暇な時にまた誘って下さい」 「四月か…。心を癒すには短く、力を蓄えるには更に短い時間…。願わくばこの仮初の平穏が少しでも長く…」 現世出張中の日番谷、乱菊、一角、弓親は自然の中で刀と対話していると、破面軍団が来襲するのだった。 「おぉ、いい場所に出られたじゃねえか。なかなか霊圧の高そうなのがちょろついてやがる。手始めにあの辺からいっとくか」 「何言ってんの、あれ死神だよ。あれがNo.6さんの言ってた尸魂界からの援軍じゃないの?ねぇ?」 「……」 「あ、ごめ~ん。元No.6さんだっけ」 「あの中にはいねえよ、俺のやりてえ野郎はな」 グリムジョーは勝手に別行動を取ってしまう。 「放っときなよ、所詮十刃落ちさ。何もできやしないよ」 「俺のやりてえ奴もあの中にはいねえんだがよ」 「君が戦いのって腕斬られた奴?ボコボコにされた奴?それとも虚閃弾き返した奴?」 「全部だよ。おい、行くぜ新入り。いつまでボヤっとしてるんだ!?」 「○△※×□◇…」 「チッ、また辺なのが入りやがったもんだぜ」 日番谷はヤミーと、弓親と一角はルピと、乱菊はワンダーワイスと対峙していた。 一護は来襲した破面達の元へ向かう。 「朽木!!」 「はい、こちらにも報告は入りました」 「鬼道衆が開門処理に入ってるはずだ、穿界門に急げ!!」 「はい!!」 「待って、私も」 「お前はダメだ、井上。私と一緒に穿界門を通っても地獄蝶を持たぬお前は自動的に断界へ送られる」 「今、断界を安全に通過できるように界壁固定の指示を出しておいた。半時程かかるが、それから現世へ向かいなさい。気は急くだろうが、こういう時こそ焦らないのが大事だよ、いいね」 「はい…」 「そんな顔をするな、井上。先に行って待っているぞ」 一護の前に現れるグリムジョー。 「よぉ、捜したぜ。死神」 「こっちの台詞だぜ。見せてやるよ、この一ヶ月で俺がどれだけ変わったのかをな!!卍解!!」 「卍解かよ、それがどうした?忘れたのか?テメーはその卍解で俺に手も足も出なかったんだぜ」 「そっちこそ忘れたのかよ。テメーは卍解した俺の技でその傷をつけられたんだぜ。一つ聞きてえ、グリムジョー。お前、腕はどうした?」 「捨ててきたんだよ、テメーをぶった斬るのに腕二本じゃ余計なんでな」 「そうかよ、それじゃ手加減は必要ねえな」 「そうしろ、死にたくなけりゃな」 《今の俺が虚化してられる時間は11秒フラット…!!その間に片を付ける!!》 浦原商店では修行中の恋次が茶渡に休むように言う。 「そっすね、阿散井さんの言う通りっす。だけど、阿散井さんも消耗しているのは同じこと。お二人ともここで休んでて下さい。代わりに私が出ます」 第138話完 浮竹さん出て嬉しかった。 昨日、当たった石川英郎さんのというか執行部+WAのCDを聞いてたからね(笑) あと、本編に久しぶりに主人公出ましたね。 劇場版「BLEACH MEMORIES OF NOBODY」完全生産限定版 BLEACH 破面(アランカル)・出現篇 4 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 29, 2007 09:28:00 PM
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