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テーマ:アニメあれこれ(26114)
カテゴリ:それ以外(バトン系も含む)
ZOMBIE-LOANの第9話を見ました。
PAYMENT.9 生きた屍 「あれからね、例のあの高値のゾンビの周りにどんどん新ゾンビが増えたんだよ。まぁ、安ゾンビばっかだけどさ。違法契約ゾンビに殺された人達がどんどんゾンビ化してるんだろうね。知佳、今ってかきいれ時なんじゃない?」 「由詩君、彼の場合、思徒君なしでは役に立ちませんからね。知佳君、パートナーの行き先くらい把握しといて下さいよ」 「何で俺があんな奴のこと…」 「あんた、ピンじゃ狩りもできないでしょうに」 Zローンに大陸系マフィアの董奉がやって来て、思徒が営利誘拐されたことを告げる。 「思徒様は一昨日、何者かに拉致されたようです。徐福を相手に取引とは不埒な輩だ。だが頭はいい、思徒様の価値を分かってらっしゃる。思徒様は我々一族が作り上げ、脈脈と受け継ぎ、長きに渡って磨き上げた貴重な芸術品。老いて醜く果てることもなければ、いくら傷つけても死なない忌まわしいほど美しい完璧な化け物です」 「ちょっと待てよ。あいつ、俺と一緒に死んでゾンビになったんだろ?」 「そうですよ、私にも半年前の事故で死んだって…」 「おやおや、思徒様ときたらそんなことまで隠されていたなんて。あなた方よっぽど信頼されてないんですね」 「テメー!!」 董奉は魔物を調伏させることが出来るため、簡単に知佳の動きを封じることが出来たのだ。 監禁されている思徒に不気味なゴーレム少女が近づいてきていた。 だが、包帯を取り替えてくれるだけだったようだ。 「どうやら無駄足だったようだ。5分もすれば動けます、大丈夫ですよ。思徒様は私達が捜しますんで指を加えて待ってなさい。そうすればまた友達ごっこさせてあげますよ」 董奉から次々と思徒の秘密を告げられ、自分達が何も知らされていなかったことにショックを受ける。 あまりにも大きな業を背負って苦しみ続けていた思徒。 知佳の右手は刻々と腐敗していく。 みちるや知佳は董奉の術で動きを封じられていた。 だが、そこにバイクに乗った男性が駆けつける。 「あれま、鼈甲さんに言われて駆けつけてみりゃ、いきなりピンチっぽいじゃないの」 「蘇鉄!?」 「よぉ、兄弟。この蘇鉄様が来たからには任せとけっての!!」 蘇鉄はエクトプラズムでハンドアックスを出し、動きを封じていた式神のようなものを倒すのだった。 「へぇ、あっけねえあっけねぇ。準備運動にもならんわな。預かりもんだろ?失くすなよ」 《これは新たな嵐の予感…》 寮でご飯を沢山食べる蘇鉄は休学していた3年生だったことが分かる。 ゲテモノ食いのために色々と旅行に出かけているようです。 知佳の右手は由詩に応急処置してもらうにしてもいつまで持つか分からない状況だった。 同じ頃、監禁されている思徒はいきなり水のペットボトルを口に突っ込まれたり、カビているパンを差し出されたりと食事の施しは無理やりながらも受けていた。 「クソ、こんな食事あるか…」 ゴーレム少女が同じベッドで眠るので思徒はここで寝るなと言うのだった。 学園ではダブ王と呼ばれている蘇鉄は知佳の首根っこを掴んで、みちるとバイトに出かけます。 由詩に手首の応急処置をしてもらう知佳だったが、元気ないので鼈甲は真実を話すことにする。 「だが全てを語るとは限りませんよ。本職はただのしがない渡し守ですからね。思徒君はあの事故で死に、ゾンビになったのではない。正しくは最初から死んでいた。私が彼と最初に出会ったのは19世紀末の上海。無論、今と寸分変わらぬ姿でね」 ゴーレム少女と一緒に眠る思徒の所に吉住がやって来ます。 「ごめんね、お腹刺しちゃって、大丈夫だった?大丈夫に決まってるよね、あの程度じゃ。本物は壊し甲斐がある。そんなに警戒しないでよ、もうあんまりいじめないから。何しろ君は大事な切り札だもん。徐福との取引の為のね」 「19世紀!?」 「そんなに昔から!?」 「確かに今の日本での隠れ蓑として聖跡黒羽学園の学生としての身分はうちが工面しましたが、実際の彼は16歳の高校生でも何でもありません。時を変え、国を変え、長きに渡り人の世を巡り続ける生きた屍。その目的は知ったこっちゃありませんが、糸を引いているのは間違いなく徐福。思徒君は徐福のくぐつですからね」 「徐福…」 「徐福だと!?」 「そう、僕の研究の為に彼らに仕掛けた取引さ。あれ?何かおかしかったかな」 「徐福を相手取るとは馬鹿な奴だ。俺を徐福の御曹司だとでも思ったのか?俺は奴らの単なる道具に過ぎない」 吉住は思徒の傷をグリグリ拳を押し当てて血を滲ませていく。 吉住は死体からゴーレムを作り出したいようだった。 「あの事故に遭ったのは彼にとっても計算外だったはずです。更に右手も取り違えたのもまぁ、私のミスですから計算外もいいところでしょう」 「あの時、あんた思徒とも契約してた。じゃあ、あれは何だった…」 「言ったでしょうが、全て話すとは限らないって。私だって守秘義務ってもんがあるんですからね、ひ・み・つ」 「あ、もう面倒臭ぇな、おい。過去がどうとかウジウジどうでもいいっつうの。からっと行こうぜ、からっとよ。何でどいつもこいつもどこから来たかに拘るのかね。肝心なのはどこに行くがだろうがよ。後は方角と燃料さえちゃんとしてればよ」 「蘇鉄…」 「知佳君、思徒君迎えに行きましょう。聞きたい事は本人に聞けば委いいんですよ。だから…」 「もっともですよね。それじゃ、私も一肌脱ぎましょう。ボーナスです、思徒君奪還したら一人頭10万円」 ボーナスの一言でやる気の出た知佳は蘇鉄とみちるを連れて思徒奪還へと向かうのだった。 次回、「尸解の法」 ゾンビローン キャラクターアルバム ゾンビローン サウンドトラック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 29, 2007 11:11:49 PM
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