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テーマ:仮面ライダー電王(403)
カテゴリ:仮面ライダー電王
仮面ライダー電王の第40話を見ました。
Climax Jump DEN-LINER form(初回限定ジャケット全4種セット) 仮面ライダー電王 COMPLETE CD-BOX(Climax Jump DEN-LINER form PVDVD付) 第40話 チェンジ・イマジン・ワールド 過去の侑斗がスネールイマジンによって消され、現代で侑斗のことを覚えている人間は一人もおらず、もともと存在していなかったことになっていた。 異変はデンライナーの車内にも起きていた。 モモタロス達だけでなく、デネブまで侑斗を知らず良太郎に憑依したことになっていた。 「あ、良太郎、お帰り。ご飯できてるよ。ハナちゃんも」 「デネブは良太郎に憑いたことになってる」 「ほら、早く早く」 モモタロス達はデネブが作った食事を食べていた。 「これ、いらな~い」 「ダメ、ちゃんと食べて」 「いいじゃない」 「これ、も~らい」 「あ、ダメだよ」 「オセーぞ、オメーら」 「お先に頂いてるよ」 「良太郎はいっぱい食べて、もっと体力つけないと。ハナちゃんも座って座って」 「あ、茶柱」 デネブはいつもと変わらずモモタロスらと楽しくやっている。 「デネブ、君が忘れるはずないよね!?あんなにずっと一緒いたのに、ちゃんと覚えてるでしょ!?侑斗のこと」 「ちょ、ちょっと待って、侑斗って誰?何のことか、さっぱり」 「デネブがどうかしたんか?良太郎」 「侑斗って?」 「誰?」 「今日のもなかなかだったぜ」 「オデブちゃんが良太郎に憑いてから食事が豪華になったよね」 「そう?今日のはちょっとダシを工夫してみたから」 「あ、そういえば、ウラちゃんが入った後のお風呂のお湯が減ってたような…」 「しーっ」 「オデブ、テメー亀の入った風呂の湯、使ったのかよ!?」 「僕を利用したの!?」 「冗談です」 「こんな簡単に忘れるんだ…どんなに大事なことでも…」 「そう、人の記憶は強く、脆い。街一つ戻してしまうこともあれば、瞬き一つで消えてしまう。残酷であり、優しい。デネブくんが侑斗くんのことを覚えていたら、今、あんな風ではいられませんよ」 「でも、それじゃ、侑斗がいた時間って何なんですか?桜井さんが姉さんと一緒にいた時間は!?確かに存在してたのに…」 「そんな時間は存在しません。人の記憶こそが時間なんですから。そういえば、侑斗くんは特異点ではなかったことになりますね。成程…」 「特異点ってこういうことだったんだね。過去に何があっても影響されないけど、皆と同じではいられないんだ」 「うん、私達は忘れかれないから…」 コハナがスネールイマジンにさらわれた。 「モモタロス、行くよ」 「良太郎、ちょっと待ってくれ。モモタロスばっかりで不公平だ。皆、心の中ではこの野郎って思っている」 「え、そうなの?」 「ここはキンタロスだ」 「うん」 「オデブちゃん、仕切りすぎ」 「何か面倒臭い」 「そうなの?」 「しゃあないな」 良太郎にキンタロスが憑き、電王アックスフォームに変身してコハナを救出に向かう。 コハナを無事保護したアックスフォームの前にカイが現れた。 「感想聞こうと思ってさ。あれ、消えたろ?桜井侑斗だっけ」 「覚えてるの?じゃ、あんたも特異点…!?」 「あれが邪魔だったんだよ。桜井侑斗、あれが分岐点と繋がる鍵ってヤツ。あれが消えれば、俺の時間、イマジンの時間と繋がる」 「じゃ、イマジンはずっと桜井さんを狙って過去へ!?どうして桜井さんが…」 「そんなことより、あれだよ。俺が言った通りだろ?変わった時間の方がいいって」 「人が一人消えてるんだよ、いいわけない!!」 「え?そっか、誰か悲しんでるか?誰もいないよな。今の時間は最高に上手くいってるって気がするよ」 カイの問いかけに言葉を失う良太郎。 確かに愛理も最近では見せたことなかったような、心からの笑顔を見せる。 デネブも良太郎に憑依し、買い物を楽しむなど侑斗を心配することもない。 「じゃあ、良太郎はこのままのほうがいいと思ってる?」 「――今の姉さんは幸せなんだと思う。でも…それでもこの時間が上手くいってるとは思えないよ、カイ」 「何でそんな結論になるんだか、さっぱりだな。皆、楽しくやってんだろ」 「楽しくても本当の時間じゃない」 「お前、もしかして馬鹿?今のホントだ。桜井侑斗は存在してない」 「違う、僕は桜井さんがいたことを知ってる。侑斗が戦ってきたことも覚えてる。どんなに辛くたって、絶対に忘れない。分岐点で繋がるのはホントに君の時間?もしそう決まったなら、君はもう僕に付き纏う必要はないし、ハナさんにだって変化が出るはずだよ。きっとまだ時間は決まってない」 全てを明らかにされ、大笑いしながら不快感を露にするカイ。 良太郎の言う通り、侑斗が存在しなかった時間は元に戻り、侑斗も復活した。 「俺は特異点じゃないが、ゼロノスは過去の影響をセーブできる。時間はかかるけどな。カードを使うのはデメリットばかりじゃないってことだ」 カイはスネールイマジンを過去へ飛ばし、侑斗はゼロノスに変身し過去へ飛ぶ。 「侑斗、そのカード…」 「そろそろ未来の俺記憶だけじゃ足りなくなってきたらしい」 「それって…」 良太郎はクライマックスフォームに変身し、ゲッコーイマジン、ニュートイマジンと戦う。 過去でイマジンと戦うゼロノス、赤いカードでゼロノス・ゼロフォームへと錆びるようにバージョンアップするが、愛理と侑斗との記憶も錆びていく。 武器に形を変えたデネブを駆使し、スネールイマジンを撃破する。 一方のクライマックスフォームも2体のイマジンを撃破した。 「侑斗…」 「帰るか、腹減ったし」 「うん、活躍したもん。よし、凄いご馳走作んぞ」 「いいけど、元の戻れるんだろな?」 「多分。勢いでやっちゃったから。キャンディ出せないな」 「おい!!そんなこと言ってる場合か!!デネブ!!」 全ては今まで通りに戻った…かと思いきや、愛理は侑斗のために書いたレシピの記憶を失っていた。 良太郎が手にした懐中時計も錆びていた…。 次回、「キャンディ・スキャンダル」 超連結武装DXデネビックバスター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 12, 2007 10:42:51 PM
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