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カテゴリ:機動戦士ガンダム00
機動戦士ガンダム00の最終話を見ました。
![]() 第25話 刹那 「ハハハハハ、忌々しいイオリア・シュヘンブルグの亡霊どもめ。この私、アレハンドロ・コーナーが貴様らを新世界への手向けにしてやろう!!」 「エクシア、刹那・F・セイエイ、目標を駆逐する!!」 アルバトーレには傷一つつけることができないエクシア。 「フェルト、マイスター達の状況を教えて」 「ナドレは大破、ティエリアからの応答なし。キュリオス、損傷大、敵MS二機と交戦中」 「羽根付きは衛星のどこかに隠れている。あの期待状況では遠くには逃げられまい」 ハレルヤだけでなく、アレルヤも戦いの意味を知るまで死ねないと戦うことを決める。 ソーマを追い詰めるのだが、セルゲイが庇い、逆にソーマの攻撃を受けてしまうハレルヤは機体が損傷し、目に傷を負ってしまう。 ソーマはすぐさま、セルゲイのコックピットを開く。 「中佐!!中佐!!」 「何をしている!?私に構うな、戦え、少尉!!」 「できません!!中佐がいなくなったら、私は一人になってしまう」 「少尉…」 セルゲイを助け出すソーマの姿を見るハレルヤ。 「…!?マ、マリー、何故、何故君が…!?」 GNアーマーを装備したエクシアはアルバトーレと戦っていたが、GNアーマーを破損してしまったのと引き換えに爆破させる。 だが、アルバトーレには金色に輝くMSが隠されており、エクシアに襲ってくる。 「流石はオリジナルの太陽炉を持つ機体だ、未熟なパイロットでここまで私を苦しめるとは…」 「貴様か!?イオリアの計画を歪めたのは」 「計画通りさ。ただ主役が私になっただけのこと。そうさ、主役はこのアレハンドロ・コーナーだ!!」 「何が望みだ!?」 「破壊と再生だ。ソレスタルビーイングの武力介入により世界は滅び、統一という再生が始まった。そして私はその世界を私色に染めあげる!!」 「支配しようというのか!?」 「正しく導くと言った。だが、その新しい世界に君の居場所はない」 アレハンドロの放ったビームをトランザムを発動させて回避した刹那。 「見つけた。見つけたぞ、世界の歪みを。お前がその元凶だ!!」 「再生は既に始まっている。まだ破壊を続けるか!?」 「無論だ!!」 命が宇宙に次々と散っていき、船は沈み、MSは爆発していく。 激しい戦いの果て、刹那は自分の信念を貫くために、世界の歪みに向けて最後の突撃を敢行した。 『刹那、何故エクシアに実体剣が装備されているか分かるか?GNフィールドに対抗するためだ。計画の中には対ガンダム戦も入っているのさ。もしもの時は切り札になる。任せたぜ、刹那』 《分かっている、ロックオン。俺は戦うことしかできない破壊者、だから戦う。争いを生むものを倒すために、この歪みを破壊する》 遂に刹那がアレハンドロを倒すのだった。 『アレハンドロ・コーナー、あなたはいい道化でしたよ。これはイオリア・シュヘンベルグの計画ではなく、僕の計画になっていたのさ』 アレハンドロを倒したところに、擬似太陽炉を搭載したGNフラッグでグラハムが現れる。 「会いたかった…会いたかったぞ、ガンダム!!ハワードとダリルの仇討たせてもらうぞ、このGNフラッグで!!」 「貴様は…!?」 「何と、あの時の少年か!?やはり、私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだな。そうだな、戦う運命にあった!!ようやく理解した。君の圧倒的な性能に私は心奪われた。この気持ち、正しく愛だ!!」 「愛!?」 「だが、愛を超越すればそれは憎しみとなる。行き過ぎた信仰が内紛を誘発するように」 「それが分かっていながら何故戦う!?」 壮絶な死闘の末、相打ちになってしまう。 「ハワード、ダリル、仇は…」 「ガンダム…」 ティエリアは続く計画のためにGNドライブをナドレから切り離す。 「これでやっと逝ける…あなたの元へ、ロックオン…」 「そんな…ソーマ・ピーリスがマリーだったなんて!?知っていたのか?ハレルヤ」 『知ったら、お前はもう戦えねえ、死ぬだけだ。まぁいいさ、どっちみち同じだ。フハハ、先逝ってるぜ』 マリナに届いた刹那の遺言。 『マリナ・イスマイール、あなたがこれを読んでいる時、俺はもうこの世には…。武力による戦争の根絶、ソレスタル・ビーイングが戦うことしかできない俺に戦う意味を教えてくれた、あの時のガンダムのように。俺は知りたかった、何故世界はこうも歪んでいるのか。その歪みはどこから来ているのか。何故、人には無意識の悪意というものがあるのか。何故、その悪意に気づこうとしないのか。何故、人生すら狂わせる存在があるのか。何故、人は支配し、支配されるのか。何故傷つけ合うのか。なのに何故、人はこうも生きようとするのか…。俺は求めていた、あなたに会えば答えてくれると考えた。俺と違う道で、同じものを求めるあなたなら人と人が分かり合える道を、その答えを――』 「刹那…っ…」 『俺は求め続けていたんだ。ガンダムとともに、ガンダムと、ともに――』 A.D.2321 そして4年後――。 夢を叶え、宇宙で働くようになった沙慈は2年ぶりにルイスに宇宙で待っているとメールを送った。 宇宙でGN粒子を見た沙慈は粒子の色が違うと連邦のではないと分かる。 それはガンダムの光だった――。 世界は地球連邦と纏まり、平和維持軍が結成される。 マネキンの後ろにちゃんとコーラサワーもいます。 「これで世界は変わったのですか?お嬢様」 「さぁ」 「今の世界はお気に召しませんか?」 「期待はしているわ。世界が変わっていくことを」 「始まるよ、イノベイター。人類の未来が」 世界の統一を見つめ、暗躍してそうなリボンズだが、背後にはクローンがいた。 グラハムは仮面を被っているものの生きており、サーシェスも生きていた。 ティエリアに似た人と共にいるショートカットのルイス。 傍らにはネーナを連れて、留美は第一世代のガンダムを見にいく。 「これが0ガンダム、初めて太陽炉を積んで稼動した機体」 「太陽炉は取り外して既に装着してある。だが、コイツを使ってもマッチしなかった。エクシアの太陽炉でも上手くいくかどうか」 「世界を変える機体、00ガンダム――」 ![]() ![]() ![]() ![]()
Last updated
March 30, 2008 07:51:51 AM
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