BLASSREITER ―ブラスレイター―の第8話を見ました。
第8話 僕はもう弱者じゃない
融合体の追跡を続けるXATのメンバーは外で素顔が判明したブルーの行方を追っていた。
メイフォンに医療センターに行くことを勧められた
隊長は医療センターに向かうのだが、融合体の幻覚が見えていた。
「心配しなくても大丈夫です、ウォルフ・ゲイリグ。あなたは選ばれただけ…」
「え!?」
「来たるべき世界にね」
隊長は、
ベアトリスから融合体になってしまったことを聞かされる。
そして、融合体は血液からの直接感染だけではなく、戦闘中の怪我からナノマシンも感染するので、血液を検査したところで異常は確認できないと教えられる。
「選ばれし者、ウォルフ・ゲイリク。あなたならきっと…。ただ一つ気をつけなさい。あなた達がブルーと呼んでいる融合体、名前はジョセフ・ジョブスン。あの男はナノマシンと感染者と見れば、容赦なく殺す。人として理性を留めていようと関係ない。ジョセフは気をつけなさい」
メイフォンの指示で融合体の痕跡が見つかった場所に到着した
アマンダと
ブラッドリー。
「これはただの生ゴミが乾いたものだ。融合体じゃないな」
「メイフォンの話では、この付近に融合体が潜んでる可能性があるってことだったけど…」
「あのデカイ奴か?」
銃を向ける
アマンダだったが、ネズミがいるだけだった。
「あなたも冗談を言うのね」
「まぁな」
絶望と怒りから
マレクはついに決断を下す。
親の社会的地位に守られ何のとがめも受けなかったいじめグループの少年達に対し、裁きのゲームをしようと提案する
マレク。
『ヨハン、見てる?神様は裁いてくれなかったけど、この力があれば…」
「あの子、堕ちたわよ」
「マレク…」
ブルーが検問を突破したとすぐさまXATに通報が入る。
アマンダと
ブラッドリーだけでなく、
隊長と
メイフォンも車で追跡する。
その途中、別の融合体が学園で現れたと連絡が入るも、
隊長は全員ブルーを追うように指示する。
そうすると、学園の生徒達が危ないと
メイフォンに促され、正気に戻った
隊長は1班に学園へ向かうように指示するのだった。
ジョセフが学園に辿り着くと、そこには変身した
マレクの姿があった。
「裁きは終わったよ。僕やヨハンの時は誰も来なかったのに、アイツら金持ちのためならすぐ来るんだ。間違ってる!!」
銃撃してきた1班に
マレクが襲い掛かろうとしたところを
ジョセフが庇う。
「マレク…何故!?」
「僕はもう弱虫じゃない!!この力で世界を正しくするんだ!!」
「お前は分かってない!!」
アマンダと
アルビンが学園に到着し、
アマンダの姿を見た
マレクの動きが止まる。
その隙を見逃さなかった
ブラッドリーがビルの屋上から狙い撃つ。
上の異変に気づいた
ジョセフが
マレクを庇い、スナイパーライフルの銃弾を受けてしまう。
「もう一体を庇った…!?」
「止めてよ!!」
『…!?今の声、まさか…!?』
「もう防ぐ盾もない、そのまま動くなよ。貰った!!」
ブラッドが再び狙い打とうとすると、
アマンダが
マレクを庇おうと動いてしまう。
ブラッドリーがギリギリで外してくれたお陰で
アマンダは無事だったものの、その隙に
マレクは
ジョセフを抱えて逃亡するのだった。
学園に現れた融合体の素顔を防犯カメラが捕らえていたと、
メイフォンが現れる。
「マレクね」
「何!?」
次回、「力の価値、力の意味」
ブラスレイター DVDvol.1