夏目友人帳の第5話を見ました。
第5話 心色の切符
「レイコの遺品なんか開けて何をやっておるのだ?探し物か?」
「いや、そういうわけじゃなくて…まぁ、なんとなく」
「なんとなく…相変わらずよく分からん奴だな」
「付いてるぞ、種。口の横、二つ」
「気にするな、なんとなくだ」
レイコの遺品の本から、しおりのように挟まれた切符を見つけた
夏目。
「森口⇔霧が沼」と印刷されたその切符を頼りに向かった廃線になった森口駅のそばでは、
レイコを待ち続けているという大柄で毛むくじゃらの妖が居眠りをしていた。
「この暑いのによく眠れるもんだ」
レイコとここで会う約束をしているというその妖に名前を返し、流れ込んで来た思念から、
レイコがその妖「さんと」を助けてあげようとしていたことを知る。
「さんと」は「みくり」という妖怪が大好きだったが、「みくり」は「さんと」のことを大嫌いで二度と会いたくないと言われてしまったらしい。
レイコのやり残した恋の応援をやるため、「さんと」と共に約束の場所「霧が沼」へと向かうことにする。
「馬鹿もん、安請け合いしよって。霧が沼の辺りはバスなど通ってはおらんぞ。歩いたらどれほどかかると思ってんだ。確実に日が暮れてしまうぞ」
霧が沼に向かって歩いていると、いきなり地鳴りが聞こえてくる。
それは怨念で、木が襲いかかってきて、
ニャンコ先生は斑になって
夏目とさんとを助けるのだった。
「先生、今のは!?」
「さんとを狙っておった。みくりはどうやら地霊に憑依されたようだ。地霊は怒りや憎しみを好むからな」
「みくりはそんなにまでさんとを…」
「会いに行かん方が身のためだろうな。どうする?夏目」
「行け、ニャンコ先生!!」
霧ヶ沼に到着し、みくりを呼ぶ
夏目の前にナマズの妖怪が現れる。
むくりは
夏目を捕まえ、友人帳を渡せと要求してくるが、
ニャンコ先生が撃退し、みくりは地霊とともに沼の底に消えてしまう。
しかし、みくりだけ浮上してくるのだった。
そして、喧嘩の原因は
レイコに大事な名前を渡していたことだったため、さんととみくりは仲直りするのだった。
次回、「水底の燕」
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