マクロスFの第24話を見ました。
第24話 ラスト・フロンティア
幼い
ランカの歌声に導かれるように現れたバジュラによって第117船団は壊滅してしまう。
「あのクソ虫ども!!」
ランカは
ブレラから歌声でバジュラを呼んでしまったことを内緒にしておくように言われる。
「お兄ちゃぁぁぁん!!」
全てを思い出した
ランカは
グレイスに心と体を開いて、全てをさらけ出せば償えると囁かれる。
かつて第117調査船団がバジュラの襲撃によって壊滅した事件の真相を突き止めたS.M.Sのメンバー達。
ランカが家族を失い、
オズマと暮らすことになったこの事件には
グレイスの野望が絡んでいた。
カナリアは
ランシェの医療記録を見つけ、
ランシェが最初のV型感染症だったことを知り、
ランシェはその状態で妊娠し、
ランカを出産していた。
論文から推測される、完全リアルタイムインプラントネットーワークは他人の思考が筒抜けという落とし穴もあり、その頂点は銀河を支配出来ると
グレイスは考えていたのだ。
全人類をインプラント化しようと企てるために人類に対抗する手段のないバジュラを使って、逆らう者には死を、受け入れる者には隷属を与えようとしていた。
「そして、その鍵となるのが唯一バジュラとコミュニケーションの手段を持つ人間」
「ランカ…」
グレイスはバジュラ同士のプロトコルを人の意識を介して解析し、自分の正しさを証明しようとしていた。
「ランシェ、ドクターマオ、もうすぐよ。お前達の血が互いに傷つけ合い殺し合いを始める。そして、その時こそ…私の正しさが証明される。人類はプロトカルチャーを超えるのよ!!」
新統合政府に判明した事実を送信したモニカだったが、通信のラグと議会で間に合いそうになく、バトル・フロンティアとフロンティア船団がバジュラの母星へ向かう。
「卑怯者と言われても構いません。あなたが好きです、ナナセさん。あなたを必ず守ります、命に代えても」
ルカは寝ている
ナナセに告白してキスをする。
アルトは
シェリルの所を訪れる。
「もう作戦開始のはずよ、何しに来たの?」
「シェリル、俺は帰ってくる。この戦いを生き抜いて必ず帰ってくる、それだけ言いに来た」

「…ぅ…アルト」
「人は一人じゃ飛べない、飛んじゃいけない。それが分かったから…」
「…やっと気づいたの?ホントに鈍いんだから」
「返す言葉もないよ」
「じゃあ、いいわね、恋人ごっこはここまでにしましょう」
「待てよ、シェリル!!俺は…!!」
シェリルは
アルトにキスをする。

「言わないで、今言われたらどんな言葉でもきっとあたしは歌えなくなる。だから何も言わないで。全部終わったら続きを聞くわ、だから…だからアルト、ランカちゃんを助けなさい。それができたら続きを聞いてあげる」
シェリルは
アルトの耳にイヤリングをつける。
「必ず帰ってくるのよ、いいわね?アルト」
「シェリル…」
「覚えておきなさい。こんなイイ女、滅多にいないんだからね!!」
「あぁ」
作戦開始が開始され、
シェリルは歌い始める。
ランカは
グレイスと
ブレラに星を守るように促される。
アイランド1を地上に降下されるが、
ランカの歌が聞こえ始めたことでバジュラの連携が戻り始めてしまう。
シェリルは歌っているものの、
ランカの本当の力にかき消されてしまう。

「お前はどうして俺達を滅ぼそうとする!?ランカァァァ!!」
アルトは
ブレラから攻撃を受ける。
「俺の妹から離れろ」
「妹だと!?」
「そうだ」
「どうしてランカにあんな真似を!?」
「これが俺達兄妹の使命だ。バジュラの暮らす星を侵略者から守ることが」
「侵略者!?違う、俺達は…」
「襲ってきたのは貴様らだろうが!!」
「先にテリトリーに侵入してきたのはお前達だ!!散れ、銀河の果てに!!」
被弾し、
アルトの機体は爆発してしまう。
「アルト!!」

「そんな…!?」
「…ぅ…アルトォォォ!!」
次回、「アナタノオト」
娘トラ。

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