ヴァンパイア騎士Guiltyの第3話を見ました。
第三夜 瑠璃玉の肖像~ミラージュ~
長期休暇を利用して
藍堂家の別邸に行く夜間部に在籍する
藍堂英はクラスメイトの
枢が死の直前の
閑と2人きりでいるところを目撃していたため、学園に残ることにする。
「藍堂先輩、休暇中に忍び込んだって生徒はほとんどいませんよ。しかも、こっちは男子寮です。何の用ですか?」
「ベ、別に僕は錐生に会いに来たわけじゃ…あ!?」
「藍堂先輩、夜間部は陽の寮の敷地に入らない決まりになっているはずですが」
「そうですよ、先輩寮に帰りましょう」
「寮にいたくないんだ…。だから絶対に戻らない」
そこで同じく学園に残った
優姫と
零のもとに「家出」をし、
零の手料理を三人分も食べてしまう。
「まぁ、口に合わないこともなかった。普通だな、でも足りない」
「はぁ?三人分食べてもまだ足りない?ストレス食いか?…とりあえず血液錠剤でも食わせとけ。すぐ作る。いいよ、別に料理嫌いじゃないし。お前も食べたいものがあったら言え」
「うん…塩ラーメン」
『零はきっとあたしなんかよりももっともっと不安で孤独で…。なのに今何を思ってるの…?』
優姫の
枢への気持ちを聞く。
一方、
藍堂に頼まれた
架院は玖蘭家に仇なしそうな者がいるか、記録を調べていた。
その頃、
支葵は自宅に戻り、母が抱きついてきて髪を梳かしてあげる。
鬼畜野郎な父親に似てきたと言われた
支葵は血を母に与える。
英は風呂に入りながら、
枢との出会いを思い出していた。
「友達になってくれる?」
「嫌だ」
枢に無礼なことをしたと家庭教師から、始祖のヴァンパイアの話をされ、その王となったのが玖蘭家だと説明される。
「英くん、今少しだけいい?」
「砂素材の強度実験研究会の最中なんだ、邪魔しないでほしいんだけど」
「僕、何か君を怒らせるようなことをしたんだね…謝りたくてわがまま言ってまた来させてもらったんだ。ごめんね…」
枢の両親が自害してしまったことで
枢の雰囲気が変わってしまうのだった。
優姫は皿を割ってしまい、指を切ってしまう。
「それ以上触るな」
「待って」
『零は怖くないの…?あたしは、あたしは…』
「舐めて」
「…!?」
そう言われた
零が掌に噛み付き、
優姫の血を吸う姿を目撃してしまう
英。
『物凄い迷惑だ。何だ、あれは!?錐生の奴、血に魅入られてるな…って何であいつの心配なんてしてるんだ、僕は』
何があったのかと
優姫を問い詰める
零。
「俺の前では無理して笑わなくていい」
「私、贅沢だよね…理事長も枢先輩も零も頼ちゃんもいて…でもずっと何か不安で。吸血鬼になったら心も強く変われるかな…?枢先輩に吸血鬼になるって聞かれて…」
「お前は吸血鬼になってもいいと思ったんだろ?」
「…!?でも、枢先輩は本気じゃなくて…」
「お前をそんなものにはさせない。玖蘭枢を敵に回してもお前に憎まれても」
次回、「悪魔の胎動~リビドー~」
分島花音/砂のお城
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