CLANNAD~AFTER STORY~の第15話を見ました。
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第15回 夏の名残りに
ささやかながら幸せな毎日を過ごす
朋也に、
渚が妊娠したという明るいニュースが訪れる。
「親馬鹿だなぁ」
「テメーだって自分に娘ができればこうなる」
「絶対ならねえ」
「岡崎さん、なると思います。お父さんに似てますから」
「何、こいつとか!?」
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「二ヶ月か…」
「二ヶ月です」
「生むんだよな?」
「そのつもりです」
「大変だぞ」
「俺が守る」
「朋也くんがいてくれるので安心です。今日までも二人で頑張ってきました」
「あの日の秋生さん、そっくりですね。私達が渚を授かった時も秋生さん、俺が守るって言ってくれましたよ」
「そうだったな。頑張れよ、甲斐性なし!!」
秋生と
早苗も2人を祝福し喜びに包まれるが、
朋也はその責任の重さを改めて実感する。
![CLANNAD AS 15-2](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fart8.photozou.jp%2Fpub%2F921%2F204921%2Fphoto%2F17192312.png&b=991d583e7fc68b7a6d5e6fa1b35825c9)
そして、
渚を支えながら、無我夢中に一日を生きていた。
渚は危険が伴っても赤ちゃんを生むと決意は固く、心配でしょうがない
朋也を
秋生はもうすぐ病院が立つ予定の遊び場にしていた広場に連れて行く。
この場所は幼い
渚が
秋生達を待って倒れ危篤になった時、
秋生は
渚を抱えて来た場所で、
渚を助けてくれと願い、その時に日が昇ってここの緑が
渚を包んだ気がしたのだという。
![CLANNAD AS 15-3](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fart3.photozou.jp%2Fpub%2F921%2F204921%2Fphoto%2F17192308.png&b=9540cbc94efcaeaf2bec6d860841fa22)
「夢じゃないかと思った。でも現実だった。涙が溢れて、全てのものに感謝したよ。それ以来、ずっとこの場所を見てきた。此処が渚の分身のように思えてならなかったんだ。不思議な話だろ?でも本当に起きたことなんだよ」
「あぁ、信じるよ」
「祈れば必ず願いが叶うなんてありえねえ。だが、ギリギリまで必死になって力を尽くせばそう悪い結果にばかりならねえだろ」
「そうかもな」
「生めと言ってるんじゃねえぞ、一番苦しんだ奴が決めればいい。その結果は皆で受け止めようってことだ。な、小僧。いや朋也、これからお前にも苦しいことや悲しいことが待ってるはずだ。お前達なら、俺達なら乗り越えていけるはずだ。俺達は家族だ、助け合っていくぞ」
夏の終わりの日、
渚と
朋也は浜辺を訪れる。
「名前、考えませんか?」
「あぁ、女の子の時と男の子の時と両方必要だな」
「朋也くんの字から一文字取りましょうか」
「いや、それならお前の名前から何か考えよう。俺は名字を与えることができるんだから」
「でも、私の名前をそのまま使うのは難しいです。渚子とか、渚美とかになってしまいます」
「そのまま使わなくてもいいだろ。渚に因んだ名前でいいんじゃないか?」
「そうですか…それなら、『汐』というのはどうでしょうか?」
「汐?」
「はい、海の水が高くなったり低くなったりする潮の満ち引きのことです。これなら男の子にも女の子にも合います」
「岡崎汐か…」
「きっと人生には色んなことがあります。でも時が経てばまた満ちて傍に帰ってきます。ずっとそれを繰り返して、私は汐を見守っていきます」
「渚よりも汐の方が大きい存在だよな」
「そうですね、海ですから」
「そんな風に何もかも包み込み、育むような優しさをもった奴になれるかな…」
![CLANNAD AS 15-4](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fart2.photozou.jp%2Fpub%2F921%2F204921%2Fphoto%2F17192303.png&b=4302bf3979cdd48211c8c82ebba5ee27)
「なってほしいです」
「今年の夏も海に行けなかったな…」
「はい、私も朋也くんと海が見たかったです」
「じゃあ約束しよう。来年は汐と3人で海に行こう、約束だ」
「約束…」
「約束してくれるよな?渚」
「約束…します」
次回、「白い闇」
CLANNAD AFTER STORY 4 初回限定版
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