CLANNAD~AFTER STORY~の第19話を見ました。
第19回 家路
旅行を終え、古河家へと戻った
朋也と
汐を、
秋生と
早苗がいつもと同じように、2人を温かく迎え入れてくれた。
たくさんの思い出がつまった
渚の部屋で、
朋也は投げやりに生きてきたことへの謝罪と、今まで支えてくれたことへの感謝を
早苗に伝える。
そして世話になった古河家を出て、
汐と2人で暮らそうと決意する。
「秋生さんと私が渚のために仕事を変えたのも渚が5つの時だったんです。頑張って下さいね」
「俺、一生かけて恩返ししますから」
「なら幸せになって下さいね」
「幸せになります、汐と一緒に」
そこ
汐がやってきて、
秋生が野球をやろうと言ってると伝える。
「死んだ魚みてえな目してた奴が復活してるじゃねえかよ」
「いいからさっさと投げろ」
「汐、親父の無様な姿をその目に焼き付けるがいいぜ」
「こらこらこら!!」
秋生の投げた球を
朋也は打つのだが、ボールは窓ガラスを割ってしまう。
朋也が夜中にふと目を覚ますと
秋生と
早苗の声が聞こえてくる。
そこで
秋生は
早苗もあの日から泣いていないと言うと、
早苗は
汐を育てなければならなかったため自分を見失わずに済んだと話す。
「5年か…汐のお陰で随分救われたよな、俺達。でも、それも終わっちまったな。長い間、御苦労さんだったな」
「いえ、私達は家族ですから」
「もう…いいんだぜ。お前はよくやった、今度はお前が泣く番だ。どうしようもなくなっても俺が助ける、お前が泣きやむまで傍にいてやる。だからもおういいんだ」
「…っ…ぅ…」
早苗は5年間我慢し続けてきた涙を
秋生にもたれながら流すのだった。
翌朝、
朋也は
汐を連れて家に戻ることになり、仕事に行く前に幼稚園へ送っていく。
仕事場で
芳野が気遣ってくれ、早く
汐を迎えにいくことができるのだった。
そこで園長先生から
汐の担任が研修会に参加しているので一週間ほどいないことを聞き、帰り道に
朋也は担任について聞く。
「髪が長くてきれいで優しい」
汐と共に家に帰った
朋也は仕事に戻る前に家に居る時の注意をする。
仕事が終わり帰ってきた
朋也は古河家から持ってきた荷物を手にしていた。
汐と共に買い物をしに行くと、
公子に出会い、挨拶すると
公子の妹が退院しており、一緒にいた
風子が紹介される。
翌日、休みをとった
朋也は汐と共に実家に帰り、傍に座ると直幸の故郷に行ってきたことや直幸が自分をどう育ててくれたか思い出したことを話し始める。
「なぁオヤジ、疲れたろ?そろそろ休んでもいいんじゃないか?田舎に帰ったらどうだ?アンタの母さんが待ってる。あんたが俺の手をとって自分を育てると誓ってくれた場所でな。あんた、もう十分頑張った、だからさ、帰れよ。田舎に帰ってさ、母親と暮らしてやれよ。な?」
「もういいのだろうか…」
「何が?」
「俺はやり終えたんだろうか…」
「アンタ、何もかも犠牲にして俺をこうして育ててくれたじゃないか。俺みたいな出来の悪い息子のために人生丸ごと使ってくれたんだろ。もう十分だよ!!」
「そうか、いつの間にかやり終えていたのか…。それはよかった…よかった…」
その夜、父子で共に風呂に入り、朝になる。
別れの時を迎え、家の前でこれからのことを話す
朋也は幼い頃の父親との思い出を思い出しながら泣いてしまっていると、直幸は
朋也の頭を撫でる。
「父さん、今日までありがとう」
『あの人は幸せだったのだろうか。一番幸せな時に愛する人を亡くして、それからは俺と二人きりになって。俺みたいな親不幸な息子のために頑張り続けて。それで、幸せだったのだろうか…』
直幸が去っていくのをずっと眺めている
朋也だったが、
汐は空に光の球が現れ、それが
朋也の胸へ吸い込まれるのに気づく。
次回、「汐風の戯れ」
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