シャングリ・ラの第22話を見ました。
シャングリ・ラ1 限定版
第二十二話 永遠乃絆
国連の攻撃は失敗に終わり、今度は人類を滅ぼそうと世界各国の軍事ネットワークに侵入を始めたメデューサ。
國子は、メデューサを止める方法を求め、急ぎアトラスに向かう。
一方、
ミーコを殺した者達への復讐に燃える
美邦も、ある決意を胸に秘めてアトラスに帰還し、階段を一歩一歩昇っていた。
國子達もその場所に到着するのだが、銃撃を受けてしまい
草薙が応戦している隙に、
國子と
モモコは
小夜子と対峙する。
「来たわね、オカマ」
「来たわよ、変態」
「秦くん、昔核の時計というのがあったのを知っているかい?」
「いいえ」
「米ソ冷戦華やかなる頃のパフォーマンスでね、両国の緊張が高まり、全面核戦争が近いというのを時計で表したんだよ。今それがあれば30秒前くらいかな」
「その割には悠長に構えていますね」
「そうでもないさ、こう見えても吐きそうなくらいなんだよ」
「ゼウスを使ってメデューサを封印すべきでしょう」
「僕も涼子様にそう申し上げたんだけどね、拒否された。メデューサにはやれるところまでやらせておけ、ということだ」
「そんな…世界が破滅しても構わないというのですか?」
「涼子様は世界の破滅よりアトラスの後継者の方が気になるらしい」
「そのことで一つ質問があるのですが」
総一郎は
省吾に銃を突き付けていた。
「僕がやったと?」
「他の親衛隊には無理だ。となると僕達の4人のうちの誰かでしょう。紫音にできるわけがない、烈音は弟が涼子様の傍にいる以上そんな危険な真似はしない、となると残りは…。前から不思議だったんですよ、何故彼女があそこにいるのか」
「美邦様のお付きだからだ」
「そうじゃありません、彼女の身柄は一度拘束された。誰かが手引きしなければ絶対抜け出せない。彼女が監禁されていたのは此処アトラス公社ですよ」
「…何故、今までそれを黙っていたんだい?」
「あなたの狙いが分からなかったからです。その小夜子が連なりの森まで辿り着いた。そろそろ聞いてもいい頃かな、と」
「秦くん、彼女は僕の姉だ」
「…!?姉だって?」
「いつか涼子様がこう言ったんだ」
『省吾、あなた小夜子と寝てみない?あぁ見えてベッドの上では情熱的かもしれないわよ』
「冗談でしょうと断ったけど、その言葉が妙に残ってね。小夜子がゼウスにハッキングを仕掛けてきたことがあっただろ?あの時、こんなバカなことをするのはどんな人間かと興味を持ってね、色々と調べてみたんだよ。そうしたら腹違いだけど小夜子は僕の姉だと分かった。そして、涼子様の言葉の意味も――。あの人は僕に犬畜生のような真似をしろと言ったんだ、実の姉と寝ろとね。この戦い方は姉から学んだよ、今まで姉だと分からなかったんだから愛情も何もないけど助けてやるくらいはいいんじゃないかな、弟として」
「涼子様らしい。それでどうするんです?弟くんは」
「どうもしないさ、そこまでの義理はないだろ」
省吾は
総一郎に銃を向ける。
「ようこそいらっしゃいました、美邦様」
美邦は
涼子に3つの剣を渡すも、アトラスに拘束されたにもかかわらず脱走した
小夜子が付き人としているため、後継者として認めずにいた。
「美邦様、この女を捨てて下さい。そうすればあなたはアトラスの後継者です」
小夜子は
美邦を抱き締めた後、飛び降りてしまう。
涼子は“導きの儀式”を行おうとすると、
國子が飛び込んできて、
美邦をさらい、ゼウスにメデューサの軍事攻撃をやめさせるように命令するも拒否されてしまう。
「無駄よ、私は誰の命令も聞かない」
「何を言ってるの?」
「ゼウスは誰の命令も聞かないわ」
「そんな…あり得ない…」
「いいえ、今あなたの目の前にいる私がゼウス!!正確にはゼウスそのものではないわ。そう、インターフェイスの一種とでもいえばいいかしら」
メデューサに軍事ネットワークを乗っ取るように命令したのは
涼子で世界を支配出来る程度に小さくしようとしていた。
後継者だけの言うことは聞くゼウスだが、メデューサを止めれば世界は救われるも、それでは
ミーコの仇討ちである国連への報復はできないと言われた
美邦は復讐心に駆られていて仇討ちのことしか考えていなかった。
「あなたが世界を滅ぼすなら、私は止めてみせる!!」
「あなたにはお客様がお待ちよ」
「すまない…」
草薙が
國子に銃を向けてくる。
次回、「崩壊序曲」
シャングリ・ラDVDvol.2(限定版)
シャングリ・ラDVDvol.3(限定版)
シャングリ・ラDVDvol.4(限定版)
シャングリ・ラDVDvol.5(限定版)
シャングリ・ラDVDvol.6(限定版)
http://blog.crosschannel.jp/Entry/1849/