WHITE ALBUMの第14話を見ました。

夢幻/水樹奈々

赤い糸/Suara
第十四頁 チューニングが合ったためしがない。もっと良好な場所があると思ってしまう
1986年12月24日(水)
弥生が熱を出した
マナを病院に連れていくのだが、同じ病院には倒れた
冬弥の父も搬送されており、
冬弥、
美咲、
彰、
オーナーの空気が重かった。
冬弥が廊下で
弥生と話しているのを
マナが立ち聞きしていた。
「コラ、何してるんだ?」
「あ、はるかちん。どうしたの?みんな。誰が死んだの?」
「誰も死んでないよ、此処でそんなこと言っちゃダメ」
イヴに行われた
緒方理奈のライブのことが新聞に載っており、桜団は空席が目立ち、途中退席に、歌詞忘れにブーイングと書かれていた。
冬弥の父が入院する病院に
由綺も急いで駆けつけるも
冬弥の姿はなかった。
「マネージャーさんから連絡もらって…」
「藤井くん、身の回りの物とか取りに帰ってるの」
「お父さん…」
「心臓だって。前から悪かったみたい、藤井くんは知らなかったって」
「心臓…?痔、じゃなかったの…?」
「そう言ってたの?藤井くん」
由綺は
美咲に泣きつきながら年明けに手術が行われると教えてもらうのだった。
「大丈夫よ、まだお若いし。きっと元気になるからってお医者様も…。辛いのは藤井くんなんだよ」
由綺は目が覚めた
冬弥の父と面会する。
「話そうと思っています。どうやら時間がないようだ」
「私は大丈夫です。今の冬弥くんがいいんです」
由綺は
弥生に連れられて帰ってしまうのだが、そこに身の回りの物を取りに戻っていた
冬弥が帰って来る。
「何で帰したんだよ!?戻ってくるの分かってるんだから、少し引き留めとくくらい気回さないかな」
「忙しそうだったからな、お前と違って。さっさとお帰りいただいた。大体、由綺さん…森川さんはお前に会いに来たのではない、俺の見舞いにいらっしゃったんだ」
「ついでに決まってるだろ、見舞いなんか。ったく、ぶっ倒れてまで色気づきやがって。この…」
「此処、どこだと思ってるの?お父様、何で入院されたか分かってるの?帰るね」
「美咲さん、ごめん…」
「一生黙ってなさい」
神崎は
松山めのうのアパートを訪れ、散らかった部屋で寝ている
めのうを起こす。
「何をやってる!?」
「あ…」
「あ、じゃない!!立ちなさい、お前は…お前って子は…」
「行くとこなくてさ、マンションの前に見張ってるから…」
「何でサボったの?来なかったのよ!?」
「コンサートのこと?いなくてもいけたでしょ。どうせ私…」
神崎に
めのうは叩かれ、マンションに帰さず倉庫に放り込むように言われてしまう。
英治は
理奈や
由綺を呼び出し、動員値のことや来年のことについて話すのだった。
「理奈ちゃん、大事なお話って…?」
「ううん」
「忙しいんでしょ?理奈ちゃんも」
「もう兄に会うことはないかも、今年は」
「明日だったら私が緒方さんに伝言することもできるけど…」
「いいの、もう」
「やっぱ自分で、だよね」
「違うの。終わっちゃったの、大事な話」
はるかは自宅で眠る
マナのためにお粥を作っていたのだが、
神崎が戻ってきたためにバトンタッチして家を後にする。
冬弥は病院で父の世話をしながら、廊下のTVで流れる
理奈の歌っている姿を見ていた。
「弥生さん、もしよかったらエコーズでお茶しない?」
「折角ですが、まだ回る所がありますので…」
「ごめん。それならいいの、気にしないで」
由綺送り届けた後、エコーズを訪れた
弥生だったが、
冬弥の姿がなかったためにすぐに出ていく。
「藤井くんに伝言がおありなら伝えますが」
「何もありません」
「それなら、何の御用でいらっしゃったのですか?」
「御用?何も。何もないから参りました」
「篠塚さん…?」
「はい」
「お電話なんですけど」
弥生は無言電話に悩まされ、その後病院へと向かう。
「お呼びになりましたよね?」
「呼べるわけ…どうして?」
「呼んだと仰って下さい」
弥生は
冬弥に顔を近づけていき、空いている病室で身体を重ねるのだった。
――代わり 今夜だけ あなたは由綺だ
次回、「見つからないものが、まわりを壊す。そこにないから、手の打ちようがない」
第1期の最終回から楽しみに待ってましたよ!!
うちの地域が最速放送とか、1期の時は最速じゃなかったのでビックリです。
1期の復習もなしに始まりました、この作品。
前野さん目当てで見てるんですけど、冬弥がね…入院している父親に対しての言動がダメだわ…。
最後の最後にまた弥生さんとですか…。
1期に理奈から手紙の内容言われて泣いて反省したんじゃなかったのかいな。
WHITE ALBUM 5【Blu-rayDisc Video】
WHITE ALBUM 5
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