侍戦隊シンケンジャーの第34話を見ました。
第三十四幕 親心娘心
志葉家の屋敷に、ハワイに住んでいる
茉子の父親・衛が訪ねてくる。
「どうしたの?急に」
そして、衛は先代のシンケンピンクである母・響子も望んでいるとシンケンジャーを辞めてハワイに一緒に住もうと
茉子を誘ってくる。
「お母さんが?でも、だって…」
シンケンジャーを辞めるつもりが全くない
茉子は母親に対して複雑な思いを抱いていた。
そんな中、学校に外道衆が現れ、子ども達を連れ去ってしまい、
茉子は咄嗟の判断で子どものポケットに隙間センサーを仕掛けるのだった。
「アクマロめ、いつまで待たせる…」
「裏正を元通りにしたければ黙って待て。我らが足元を見られているのは初めから承知のはず」
「確かにな。もう一度こいつを味わえるかと思えば…」
「わちきを斬るなよ」
隙間センサーが山の中で発見され、その近くを手分けして探すことにした
丈瑠達は遂に子ども達と
アクマロを見つける。
アクマロは子ども達に絶望を味あわせることで三途の川を溢れさせようとしていた。
逃げだしてきた子どもを守るために立ち向かおう
茉子を衛は庇おうとする。
囚われていた子ども達を救いだしたものの、
アクマロとの闘いに苦戦を強いられていた。
衛は
茉子を戦わせないようにする中で
茉子は自分の気持ちをぶつける。
「放っとけるわけないでしょ、助けなきゃ!!お父さん、何とも思わないの!?子どもを心配してる人達のことだって見てたでしょ?同じ親じゃない!!」
「そうだ、親だよ。親なんだ、自分の子どもを安全な場所に避難させたいと思う身勝手な親だ。茉子、それはお母さんも同じなんだよ」
「…そんなこと…だって、だったらどうして…!?あの時、私も一緒に――。置いて行かれたと思った。最後までお母さんは私のことなんか目に入らなくて…だから、ずっと一人で侍になるために…!!今になってどうして…っ!?」
「連れて行きたかったよ、お前も。だが、お母さんは最後の戦いで心も体もひどく傷ついてたんだ、自分のことだけで精一杯だった。お父さんも、侍になるお前も手放さないおばあさんから、とても引き離す余裕は…。言い訳だな――。お前をひどく傷つけた、恨むのは当然だ」
「…っ…私、侍は辞めない、お父さん達のことを恨んでるわけじゃないし、後悔もしてないから。ただ…あの時、ただ…」
茉子は両親の気持ちを知り、ものすごい気合いでスーパーシンケンピンクに変身して真・天空之舞で
アクマロを吹っ飛ばす。
切神、大ノサカマタ、大ナナシ連中が現れたため、シンケンオーとダイカイオー、モウギュウダイオーの総攻撃で撃退する。
戦いの後、
茉子は衛を空港まで見送りに向かう。
「お前の気持ちはお母さんに伝えたよ、戦いぶりもな」
「お母さん、なんて?」
「ん?自分で聞いてみるといい」
「茉子…あの時、一人にしてごめんなさい。でも…っ…あなたを忘れてたわけじゃないの、ずっと、あなたを…想わない日はなかった…ごめんね…」
「お母さん…お母さん!!」
次回、「十一折神全合体」
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