灼眼のシャナIII-FINAL-の最終話を見ました
第24話 涯てより開く
ついに、創造神“祭礼の蛇”の神威召喚がなされ、
シャナ達による自在式「人間を喰らわずの理」を織り込んだまま、新世界・無何有鏡が誕生した。
ようやく戦闘は終息へと向かい、多くの“徒”が新世界へと旅立ち、それを追うフレイムヘイズもまた、この世を後にする。
しかし、
シャナと
悠二の戦いは終わっていなかった。
シュドナイを引き連れた
悠二と
シャナは、因縁の地である御崎大橋で対峙する。
「坂井くん自身の望み、それを聞きに来ました」
「うん、僕の望みは徒達が残したこの莫大な存在の力による欠落だらけの御崎市の復元」
「…!?」
「何ですって!?」
悠二が御崎市の復元を始める間、
シャナと
マージョリーの攻撃を
シュドナイが食い止める。
「僕は無何有鏡へ行く、御崎市のない無何有鏡へ。そこで人間を喰わなくてもいいのだと、ならば共にあることもできると徒達に伝えよう!」
「私達が織り入れた理じゃ不足なの!?」
「僕の望みはその法則の先、徒と人間の共存だ!決して夢幻なんかじゃない、実現の可能性は徒が示してくれた。何千年共に暮らす間に彼らは人間を認め、素晴らしいと思うようになっていた。だから同じ形の世界を欲した。その創造の瞬間、彼らはそれでいいと思ってくれた」
“祭礼の蛇”として戦乱を起こし数多のフレイムヘイズを殺したことによる自罰心故に
悠二は一人で行おうと
シャナを拒んでいたが、
シュドナイが
マージョリーに討滅される中で、互いの本心に気づく。
「ダメだ、自分のやりたいことだけ押し付けて、そのくせわがままに絆だけを求めて…」
「いいよ。それでも好き、誰よりも好き。どんな勝手をしても私は悪いと思ったら止める、苦しんでたら助ける、悩んでたら一緒に考える。でも離れるのだけはダメ。悠二の理屈は分かった。でもそうじゃない悠二の気持ちが聞きたい」
悠二と
シャナの口づけと共にリャナンシーの転生の自在式が発動し、
悠二は確固とした独自の存在となって、
シャナと共に『無何有鏡』へ旅立った。
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