坂道のアポロンの第4話を見ました。
#4 バットノットフォーミー
クリスマスが近づいてきたある日、東京から再び
淳一が戻ってきて、喜ぶ
千太郎達を前に
淳一は近くの繁華街にあるジャズバーでライヴをやってみないかと持ちかける。
初めての人前での演奏に
千太郎と
薫は緊張と期待で胸をふくらませる。
「クリスマスまであと一月だ。時間がないぞ」
「うわぁ、曲何にすっかな…」
だがその一方で先日の突然の告白以来、
薫は
律子とぎくしゃくした雰囲気が続く中、家でピアノを披露させられ、家族から勝手な期待や跡継ぎを押し付けられる。
――父さん、早く帰ってきてよ。こんなに大勢に囲まれているのにここでは俺はずっと一人だよ」
クリスマスが
千太郎の誕生日と知った
薫はドラムスティックを買おうとすると、同じことを考えていた
律子がいたためにお互い一本づつ買うことにする。
薫が
律子と一緒に帰っていると雪が降り出し、
律子にキスするのだった。
キスをしたことで
律子の目には涙が浮かび、
千太郎兄弟達が来たことで
律子は走り去っていく。
そして
薫は
千太郎の温かい家庭に嫉妬していることに気付き、プレゼントを投げつけて帰ってしまうのだった。
雪が降る中、ベンチに一人でいた
薫の元にやってきた
千太郎は無理やり自分の家に連れていき、アルバムを見せる。
「ガキん時の方がよう分かるやろ?向こうの血が入っとるって。ボン、俺も家ん中に居場所のない人間ばい。ずっと前からな」
母親が姿を消し、ハーフということでいじめられていた
千太郎は祖母が血を吐きながら死んでしまい、母の残したロザリオをもらって首にかけるようになった
千太郎は学校で触られることを拒み、喧嘩して暴れ、髪を短くするのだった。
「千太郎、ダメよ、もう喧嘩したら。友達おらんようになるよ」
「そがんもん、最初からおらん」
失業した父が出稼ぎに行き、今に至る
千太郎は賑やかで楽しい家に自分はいていいのかと悩んでいた。
――恥ずかしい、俺…コイツが何でも持ってるって思いこんで、あんなこと喚いたりして…
ついに演奏を披露する日、黒人っぽいジャズではなく白人っぽいジャズをやれと難癖をつけられたことで
千太郎はステージを降りてしまう。
しかし、
淳一が機転を利かせ、別の落ちついた音楽を
薫と二人で演奏して歌い上げる姿を見て、
薫は
千太郎が頼りにする気持ちが分かり、
百合香は惚れてしてしまうのだった。
次回、「バードランドの子守唄」
淳兄、歌上手すぎるw
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