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カテゴリ:読者参加型ファンタジー小説
りなおりか「ちょっと、散歩に行ってきます」
踊螺木偶 「それならば、このベルを首にかけて、胡椒スプレーを持って行って下さい」 りなおりか「そんな物、どうしたの?」 踊螺木偶 「ありのまま女王からの贈り物です」 りなおりか「何のために?」 踊螺木偶 「最近、猫又が出没しており、大勢の人が喰われてしまったそうだよ。 ベルは、音をたてて、猫又を近づけないため、 また、胡椒スプレーは、猫又と出くわしてしまったときのため」 りなおりか「そういうことだったの。 ありのまま女王って、優しいね」 踊螺木偶 「それから、猫又のウンチを見つけたら、直ぐにその場を離れるようにって」 りなおりか「そんな事を言われても、猫又のウンチかどうか分からないし~」 踊螺木偶 「ベルが混入していて、胡椒の香りがしたら、猫又のだってさ」 りなおりか「!?」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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