2067232 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ショーン007aの日記

ショーン007aの日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

sean007A

sean007A

カテゴリ

お気に入りブログ

米国で軍事支援法が… New! Condor3333さん

笑劇的日常 ウォーターカラーさん
ムッちゃんぼけぼけ”… musaseriさん
ヒトリゴト綴り natsu710さん
星の雫 蒼の雫さん

コメント新着

2011年04月20日
XML
カテゴリ:時事
日本の地震学、改革の時

東京大学のロバート・ゲラー教授は「日本政府は、欠陥手法を用いた確率論的地震動予測も、仮想にすぎない東海地震に基づく不毛な短期的地震予知も、即刻やめるべきだ」と主張する。

Robert Geller

から引用すると、

1960年代、プレートテクトニクスは固体地球科学の基本的な枠組みとして一般的に認められるようになった。多くの国において、大地震の長期予測を 行うために、地震活動度とプレートテクトニクスを結びつける研究が進められた。その考えはきわめて単純だった。しばらくの間大きな地震が発生していない 「地震空白域」では大地震の発生が差し迫っている、という仮定である。しかし、この地震空白域仮説は実証されなかった2。何万年もしくはそれ以上の時間スケールにおいて、地震や非地震の総すべり量とプレート間の相対運動の量は一致しなければならない。しかし、現在では、このプロセスは、定期的でも周期的でもないことが判明しており、3月11日の地震はこれを確認させるものであった。

しかしながら、地震空白域仮説は1970年代半ば、世界の地球科学コミュニティで流行した。このとき、東海沖のプレート境界こそが、マグニチュード8が起こると考えられる地震空白域である、と何人かの日本の研究者が主張した6。隣接する東南海および南海地域もまた、地震空白域とされた7。これらの地域では1975年以降大地震は発生していないにもかかわらず、いまだに日本政府は全国で最も危険な領域としている。

―(中略)―

今こそ、地震予知が不可能であることを率直に国民に伝え、東海地震予知体制を廃止して、大震法を撤廃する時である。日本全土が地震の危険にさらされている のであって、現在の地震学では、特定の地域のリスクレベルを的確に評価することはできない。その代わりに、研究者は国民と政府に「想定外に備える」ことを10勧告しなければならない。そして、研究者は知っていることと知らないことの両方を正確に客観的に知らせなければならない。地震学の将来の基礎研究は、物理学に根ざし、厳密に精査され、顔の見えない官僚によってではなく、日本の一流の科学者によって導かれなければならない。

(引用はここまで)

*****

しばらくの間大きな地震が発生していない 「地震空白域」で大地震の発生が差し迫っているという聞き慣れた仮説は、間違っているのだろうか? それとも、ゲラー教授が嘘つきなのだろうか?

もし、東海大地震が差し迫ったものであるという説が嘘だったとしても、浜岡原発を初めとする全国の原子炉(こいつは潜在的に危険過ぎるのだ)を順次停止すべきである。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年04月20日 01時35分33秒
コメント(0) | コメントを書く
[時事] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.