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カテゴリ:能狂言
於:観世能楽堂
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なんか、随分と余韻の違う曲なんですね。
大蔵流と和泉流の違いはその流派の狂言に対する接し方というか、考え方の違いがよく分かるものなんですね。 結局、妻は黒っぽいんだ。 そんな話をどう上品に(上品になるのか?)、尚且つ 夫をどう演じるのか非常に難しいんですね。 とても演じ手も見る側もその人の価値観とか経験が大きく左右して、 みんなが皆、同じ感想を持つという事のない難しい曲なんだなぁというと感じました。 なんだか感想がメチャクチャで読み辛いですね。 すみません。(苦笑) 次は「恋重荷」のご感想ですね♪ こちらは、「花よりも花の如く」で予習済みなので楽しみです。 (2006年08月29日 21時54分49秒)
観世喜正さんの解説は、2,3回お聞きしたことがあるのですが、いつも、きちんと整理された内容のお話で、とてもわかりやすいですね。それと、やはり、サラブレット的な育ちの良さを感じます。
そうか、正月に見た「内沙汰」に比べて、今回なんとなく違和感があったのは、髪の毛のせいかも~なあ。 私も、是非、万之介さんで拝見したいです。 (2006年08月30日 14時30分19秒)
残す余韻は両派で違いますね~。
大蔵流のほうが「ざっくばらん」な感じではあるんですが、いかにも「黒」なので(苦笑)ちょっとお堅めの山本東次郎さんのお家ではどんな感じだろうとレポートを色々探してみたものの、あまりされてないようですね。殆ど茂山家か善竹家でした。 内容が内容なのに、下世話になりすぎず品格を保っているように思えるのは不思議です。 謎を投げかけてその余白を観客に考えてもらおうとするような狂言は、十人十色の感想が出てきますよね~。こうかな?って思っても他の方が違った解釈で書かれていたりすると、とっても面白いです。なるほどーって。 感想がメチャクチャだなんて、ルビコンさんの仰りたいこと、大きく頷きながら読みましたよ♪ ありがとうございます。 (2006年08月30日 20時27分51秒)
Arabesquさん
当日、どの辺りにいらしたのかなーなんて思っていました(笑)同じ公演を楽しめて嬉しいです。 すでに喜正さんの解説は何度かお聞きになってらっしゃるんですね。私はお初だったのでこれもまた楽しみにしていきました。公演の後に曲解説をしてくださるシテ方さんもいらっしゃって、こちらもいいのですが、上演前に分りやすく解説くださるのも嬉しいですね。 どっちもあったほうが・・・より嬉しいけれど(爆) お正月と印象が違いましたか?私は先日の市川との違いはそれほど感じませんでしたが、まぁ、1ヶ月程度しか経過してないからかな(笑) 年初めよりまた違った解釈や想いをもたれたのでしょうか。気になりますね。 (2006年08月30日 20時31分22秒)
最近笑える素直な冠者ものよりも、この手が好きですね。あめみこさんのブログは、本当に『復習』にももってこいです。それなりに知識やある程度の舞台(観劇)経験があると、知っている分、自分が書き込むならはしょりたくなる部分が沢山。
知ってるはずなのに「ああ、そうだったっけ??」と、思うことが多いのは結局忘れているのでしょう(苦笑) (2006年08月31日 09時13分10秒)
面白そうです!
やっぱり私は訴訟リハーサルがみたいから和泉流かな。 終わり方の違い、どーにでもなれぇ的な大蔵流もスカッとしていいですが、和泉流のキィーっとなった後のしょぼーん。。。も悲しみの中の滑稽さがあって…この夫婦の後を考えおよんでしまう余韻が舞台の深みを出してるよーな気がします。 花形みつるの乱れ方も見てみたいわぁ( ̄▽ ̄) (2006年08月31日 14時08分17秒)
大蔵流の「右近左近」のがわかりやすそうですね。
にしても最初「うおうさおう」と読むのかと思っていたおバカです 『笑うなら笑え!笑え!』、大蔵流ですね~でもなんだかその自嘲ぎみの哀しいおかしさっていい 万之介さんの右近に同感です!絶対巧い! そうなんですよね、切り戸口へ戻るとき、後見として出る時、囃子方の退場の仕方なども見所は所作を見ている。 美しいなぁと思わせる人はもちろん本番も美しいわけで・・そうでない方はやはりと感じます。 萬斎さんの乱れ髪も貴重でした、素敵な時間は短いものですね。 (2006年09月01日 15時49分54秒)
流派によっても、演者によっても、幾通りにも感じられる、それが狂言であり、良さなんですね。
単純に素直に笑える曲が狂言の真骨頂だと思いますが、こういう演目も色々考えさせられていいですね。 観世喜正さんの所作…美しいんでしょうね~、やはり「型」を習得されている方の動きは違う…。 娘達がお茶を習っているのですが、大きい生徒さんの所作はやっぱり全く違うなーと思います。 つくづく、「型」の習得というのは大事なんだと思わされますね。 PCからこちらに来るのは久しぶりなんですが、字が大きく見やすくなったんですねー!←年寄りか? 夏休みも終わって、またちょっとはPCに向えそうです( ̄m ̄*) (2006年09月02日 00時06分48秒)
しおりさん こんばんは。
もうただ笑えてスッキリな狂言ももちろん、絶対的に楽しいのですが、ちょっと考えさせられる、謎を残す、余韻を残す作品が好きになってきましたね。 復習。そう言って頂けると嬉しいですね。 私も自分自身の復習のためですね。 基本的に「書かないと」自分なりに解釈して記憶できないタイプ。ゆえに、ここを利用しています。 しおりさんのお役にも立てて、嬉しいな~。 でも、だから結構自分本位なレポになりがちなんですよ(苦笑)恋重荷もなかなか知識が浅いので、なかなか書けぬのです( ̄▽ ̄:) へへ とはいえ、自分が過去に書いた日記を読み返して「ああ、そうだったっけ」と忘れていることも、盛りだくさん(汗) 追伸★RSSって、トップページを下に下ろしてきた時に表示されている「RSS」のことかな?はてなRSSリーダーは利用しているのですが、自分のところの設定はしたことがないので、これでいいのか・・(汗) (2006年09月02日 22時16分09秒)
袋♪さん こんばんは。
そうですね、袋さんにはきっと和泉流の構成のほうがお好みなんじゃないかって思いますよ。 「ムキィーーーーーッ」となって「しょぼーーーん」その落差がまた面白くて、まさに「ムキィー」は止動方角のふくれっつら太郎冠者と似たものがあります(笑) すっきり終わるのは止動方角で、好きなのもコッチですけれどね~♪ 髪の乱れっぷりも、内沙汰は止動方角並み??!! (2006年09月02日 22時18分53秒)
綾花さん
「うおうさおう」 右往左往・・・右近左近。 ぷー(笑)でも本当、あの右近はまさに「右往左往で目を回しちゃった感じ」ですもんね(笑) 狂言の演目名って(能もそうですが)読みづらいものってありますよね。結構知らずに口走って恥ずかしい思いをしそう・・文字だとバレませんがね←いつも読み間違えるワタシ(爆) >万之介さんの右近に同感です!絶対巧い! いいでしょー?!もっともっと泥臭くっていい感じじゃないかって思うんですよね。これは万作さんよりも万之介さんだと思いますね。 綾花さんもしっかりと、切戸口から退出される後ろ姿のチェックはされているのですね~。 はい、後見の方々も結構見ちゃいますね。はい、畏れながらまだお弟子さんのご身分の方が後見に出られるとき、身のこなしが少し雑に感じる方も・・いえ、普通の人と比べれば立派なものなのですが・・(苦笑)でもまだ役が与えられていないので、これからそんなところもグっと美しい所作になっていくの、かな? いやはや能楽師の方々ってすごい・・・言うのは簡単なんですけれどね(苦笑) 単にお道具を持ってくる、帰っていく、その姿にさえも所作の美しさってにじみ出てしまうんですね。 萬斎さんも何気なく後ろを向いて去っていくときも美しい。喜正さんもすごーく美しい立ち居振る舞いでホレボレしちゃいました。 (2006年09月02日 22時27分38秒)
黒兎さん こんばんは。
>流派によっても、演者によっても、幾通りにも感じられる、それが狂言であり、良さなんですね。 そうなんですよね!だから同じ演目を何度か見ても面白い、というか・・・。数年後は同じ演者でも印象がまた違ってきたりするものでしょうし。能狂言って深いですよね! 観世喜正さん。物腰の柔らかいお話のされかたをするのはテレビでもよく拝見していますが、実際も本当に滑らかにお話になって。言葉遣いも美しく、そして切り戸口から出て行かれるとき(腰をかがめて)も優雅で美しくて・・・。 >娘達がお茶を習っているのですが、大きい生徒さんの所作はやっぱり全く違うなーと思います。 >つくづく、「型」の習得というのは大事なんだと思わされますね。 まぁ!お嬢様たちお二人とも茶道を?? 初耳です。そして素晴らしい♪今から美しい身のこなしを身に着ければ自ずとその所作は出てきますよね。美しさは全て型にある、頷けます。 >字が大きく見やすくなったんですねー! そうなんですよ。小さいほうが観た目は綺麗なんですよね、すっきりして。でも読みづらいので←自分でも(負けず年寄り臭い・苦笑) >夏休みも終わって、またちょっとはPCに向えそうです( ̄m ̄*) おめでとーございます(笑) 長かったですね~。これからは敦と狐もあるし、たっぷりとネットで色々と情報をゲット(笑)気分を盛り上げたいですね♪ (2006年09月02日 22時35分07秒) |