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アダムス家の日常とごはん ~青嵐のブログ

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2008年07月04日
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カテゴリ:読後感想文


先日、「怖い絵」を読んだ感想を書いたが、

それからなぜか西洋絵画のことについて気になり、

今度はこんな本を読んだ。

          

これは、アド街ック天国のご意見番、

山田五郎が書いた本である。

あなたの街の宣伝本部長、愛川欽也の聞き飽きた

「おまっとさんです」を華麗にスルーし、

アシスタント、大江麻理子のオープニングの

くだらない駄洒落にも動じない

「街に詳しい」コメンテーターの彼だが、

実は上智大学在学中に

オーストリアのザルツブルク大学へ留学し、

西洋美術史を専攻していた。

そんな彼が分かりやすく

西洋美術の見方を紹介している本である。



普通の美術論ならば、冗長で眠くなってしまいそうだが、

この本は違う。



まず、そもそも西洋絵画が生まれた背景が説明され、

宗教と異文化の融合の説明、

ギリシア神話からキリスト教へと移り変わっていく。


そして時代別にルネサンス~ロココ時代、

新古典主義~ロマン・写実・印象派を経てアールヌーヴォーへ、

そして現代絵画へと、段落が分かれている。

その段落の中で数人の画家の1枚ごとの絵が

それぞれ4ページに渡り紹介されている。

まず、見開きの2ページ分の右側には

絵の題名と作者名・美術史の時代(ルネサンスなど)

その下にその絵画と画家の特徴、背景を簡潔に説明してある。

左手上部にはその絵、

下には山田五郎の私的な分析という形だ。

まず、この2ページをじっくりと読み、

次の3・4ページに進むと、

右手側にはその絵画の中のクローズアップしたい所や

構図・日差しの入り方・人物のバランスや動きなどが

ラインも交えて説明してある。

ここには例えば同じ作者の別の作品を引用して

どのように作品が変わって行ったのか、

また変わらなかったのか、

同じポーズでも別の画家が描いた物とどう違うのか、

などの対比も豊富な資料で工夫されていて面白い。

そして最後の左手4ページ目には作者の履歴書と

山田五郎のコメントが書かれている。

さすが、博学の彼のこと、コメントの一つ一つの中にも

知識がにじみ出ている。

例えば、ダリの「溶ける時計」に関しても、

アインシュタインの一般相対性理論を

ビジュアル化したもの、とか

フランス語で「柔らかい時計(la montre molle)」と

「舌を出す(montrer la molle)」をかけた駄洒落だ、とか、

(舌を出したアインシュタインの写真はあまりにも有名)

印象派という名がついたのは

モネが描いた絵「印象―日の出」というタイトルの絵から、

など、

「へえ~、そんな意味があったのか!」と

膝を叩きたくなる話が溢れている。

注釈はつかなかったのだが、

なぜ、ソープランドが昔は「トルコ風呂」と言われていたのか

分かる絵もあった。


夕食は

●から揚げ

 子供はケチャップ・大人はスイートチリソースをつけて。

 添えてあるトマトは自宅で収穫したアイコ。

0703

●かぼちゃの煮物

 鶏のひき肉とインゲンを一緒に煮たもの。

●豚なし豚汁

 豚足を茹でた茹で汁を使って、

 残り野菜を全てぶち込んで作った味噌汁。

 濃厚なだしがとてもおいしかった。

●漬物

 きゅうり・カブ・しろうり

●きゅーちゃん漬け

 たくさんきゅうりがあったので作ってみた。



まず、きゅうりを沸騰したお湯の中に入れて2分茹でる。

自然に冷まして同様にその茹で汁を沸騰させて

また2分茹でる。これを合計3回。

キュウリを適当な大きさに切り、ギューギュー絞る。

醤油2:みりん1:酢少々の割合の漬け汁に

しょうが1かけを千切りにした物と

唐辛子の輪切りをお好みで入れ、沸騰させる。

この中に絞ったきゅうりを入れて2分間茹でたらそのまま冷ます。

これで出来上がり。


昔教えてもらった方法は、

はじめから沸騰した漬け汁に入れて

2分沸騰を3回、という方法だったが、

そんなに味は変わらないような気がする。

しょうがの風味ときゅうりの歯ごたえがとてもいい。

茹で時間が長くなると柔らかくなってしまうので注意。

冷蔵庫で保存して1週間程度で食べ切ること。








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最終更新日  2008年07月07日 12時29分38秒
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