カテゴリ:仕事がらみ
今、不況のため、どこの銀行も貸し渋りで大変である。
十月にH銀行から融資を受けたときも、 普段なら2つ返事でOKが出るところを 定期を増やせだの、個人の定期も積めだの 足下を見られて散々もめにもめてやっと出た。 彼としては最初良い条件をだすのだが、後で上司に怒られてだんだん条件が悪くなって行った。 さて、 昨日そのH銀行の若い担当者がやってきた。 東京都の不況対策資金を借りてくれ、と言う。 これは信用保証協会が全額保証してくれるので、銀行にとってはリスクのないおいしい話だ。 あちこちの銀行が同じ話を持ってくる。 そして当然のことながら、先日の対応が悪いから断るわけだが、 そこでとっつかまえてさんざん説教をした。 「だいたい商売のやり方がへただ。 2、3ヶ月後にこういうのがあることはわかっているわけだから なぜあの時に印象を良くしておかないのか。 我々の商売だったら、3年いや5年先を計算して動くもんだ」 などなど チクチクと、そしてずけずけと 散々文句を並べて追い返すわけであるが そして最後に一言 「ま、やっぱり・・・・ 上司に恵まれない、ということかな」としんみりと付け加えた。 (上司など見たことないのに) しばらくして 「それはあるかもしれません」とつぶやいて彼は引き上げていった。 子供の頃、母親に怒られるときに 「○○ちゃんが悪いんじゃないのよね。 このオテテが悪いのよね。 メッ!!」 などという怒られ方をして育ったのを座右の銘としている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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